育児休業給付金とは
育児休業後も仕事を続けるママは、子供が1歳になるまでの期間(特別な理由がある場合は1歳半まで)育児休業を取得することができます。その間、本人が加入している雇用保険から経済的な支援をしてくれるのが育児休業給付金です。
つまり、育児で働けない期間の生活サポート給付金です。
ぜひ活用すべき制度ですので、しっかりと理解しておきましょう。
育児休業給付金の計算方法は?
まず気になるのは、一体自分はいくら給付金をもらえるのか?ということですよね。
計算方法は統一されていて、
・育児休業開始から180日間は、月給の67%
・育児休業開始から181日目以降は、月給の50%
ちなみに月給額は、残業代なども含み休業開始前6ヶ月の平均金額となります。
お休みの期間にこれだけの金額を貰えたらとても助かりますね。
せっかく築いたキャリアですから、子供を産んだ後でも安心して維持していきたいもの。その為の有難い制度です。
育児休業給付金を貰うための条件は?
育児休業給付金の支給を受けるにはいくつかの条件が定められています。
この条件さえ満たしていれば、正社員だけではなく契約社員やパート勤務でも対象となります。それでは、どんな条件があるのでしょうか?
雇用保険に加入済みまず、勤めている会社の雇用保険に加入していることです。
パートタイムでも、31日以上の雇用見込みがあり週20時間以上勤務する場合、事業所は届出をする義務があります。雇用保険は、毎月の給与から天引きして支払われます。
一方、労働時間が週20時間未満だと雇用保険には加入できません。
育児休業後に復帰をする意志があること次に、育児休業後に復帰する意志があることも条件になります。
育児休業給付金を貰って辞めるつもりの方はいないと思いますが、万が一、育児休業最大の1年半を迎えても保育園が決まらないといった場合や、様々な家庭の事情で離職せざるを得なくなることもあるでしょう。その場合でも、法律上育児休業給付金を返金しなければならない規定はありません。
ただし、会社からの給与という形で支給を受けている場合は会社規定がある可能性もあるので確認が必要です。詳細な条件についてその他の詳細な条件としては、
・育児休業前の2年間のうち、1ヶ月に11日以上働いた月が12ヶ月以上あること。
・育児休業中に勤務先から1ヶ月に月給の8割以上のお金をもらっていないこと。
・休業日数が対象期間中に毎月20日以上あること。
が挙げられます。
最低1年は勤続し週3日程度は勤務していることが条件となるので、今後妊娠を考える場合の働き方の一つの基準にもなりますね。
育児休業給付金がもらえる期間
育児休業給付金がもらえる期間に関しては、育児休業を取得できる期間と同じく、基本的に子供が1歳になるまでです。特別な理由があれば最大1歳半までというのも同じです。
では、いつからカウントするのかというと出産後8週間は産休期間となりますので育児休業はそれ以降を指します。
そして、1歳になるまで(最大1歳半まで)つまり10ヶ月間(最長14ヶ月間)が支給される期間になります。
例えば、
8週間(2ヶ月間)の産休後10ヶ月間の育休を取得した場合の支給額は(月給額×0.67)×6ヶ月+(月給額×0.5)×4ヶ月=支給額 となります。
育児休業給付金を延長するためには?
育児休業給付金は、前途したように子供が1歳になるまでの期間受け取ることができるのが通常ですが、特別な事情がある場合最大1歳半まで延長することが可能です。特別な理由とは、
・配偶者の病気や死亡、離婚など、やむを得ない事情で養育が困難となった場合
・保育所に入所を希望して申し込みをしたが、入所できない場合。
などです。
申請書に必要な項目を記入し、勤務先もしくは管轄のハローワークに提出します。
それぞれの事情を証明できる書類も必要になるので確認が必要です。
育児休業給付金の申請方法
基本的に育児休業給付金の申請手続きは、書類の用意と申請まで勤務先が行ってくれることが多いようです。しかし、書類は勤務先が用意し、手続きは本人で行う場合もあります。念のため、勤務先とハローワークの両方に確認を行いましょう。
それでは、一般的な手順を説明します。
まず、勤務先に育児休業給付金の受給資格があるかを確認し、開始日と終了日を明らかにします。申出の期限は「休業開始予定日の一ヶ月前まで」と定められているので早めの相談をお勧めします。会社から必要書類を貰い記入後、勤務先に提出します。
給付は2ヶ月ごとに追加申請が必要となるので、これも勤務先が行ってくれるのか確認しましょう。
一方、自分で申請する場合は、勤務先で書類を揃え承諾を貰ったのちにハローワークに提出します。2ヶ月ごとの追加申請も自分ですることになるので忘れないよう注意しましょう。
(文・亀山美千代)
引用元:
育児休業給付金とは?給付の条件や申請方法など(ウーマンエキサイト )