予防接種の安全性を高めるため、丹波市は4月から、医療機関と協力し、接種履歴などを一元化して管理する新システムを導入する。ICカードを医師に提示すれば、接種可能かどうかを専用ネットワーク端末で確認でき、対象世帯には次回接種の通知メールも送られる。誤接種や接種漏れを防止する全国でも初めての取り組みといい、カードは3月下旬に送付される。
「予防接種実施判定システム」。同市内約40カ所の医療機関にタブレット端末を置き、市のサーバーと専用回線で結ぶ。ICカードの提示で医師は端末から履歴をチェック、問題がなければ接種し、記録を登録。乳幼児の保護者ら対象世帯には予防接種専用サイトを通じて通知メールが届くほか、自ら接種履歴を確かめることもできる。
乳幼児は2歳までにB型肝炎やBCGなど7種類の定期予防接種を受ける必要がある。だが、母子手帳に頼るだけでは接種を忘れたり、適切な接種間隔がわからなかったりするため、同市は平成24年度から医師会などとシステム構築に向けて準備してきた。おたふくかぜなどの任意接種も管理する。
ICカードは、乳児から中学3年生(4月1日時点)約9千人と肺炎球菌ワクチン対象の高齢者5千人に3月下旬、インフルエンザワクチン対象の高齢者約1万5千人には9月中に送られる。
同市健康課は「情報の一元化、共有でより安全な予防接種が可能になる」としている。問い合わせは同課(電)0795・82・4567。
引用元:
予防接種履歴など一元化 丹波市が4月に新システム導入 (産経新聞)