反応
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子連れOK、練習は日中−。子育てに忙しいママでも気軽に参加できる全国でも珍しい市民オーケストラが広島市にある。互いに育児の悩みを相談したり、子供服を譲り合ったりと、音楽活動の枠を超えて交流を深めている。
結成10年目の「広島きらきら母交響楽団」は、団員約70人。ほとんどが子育て中の母親だ。一般の市民オーケストラで敬遠されがちな子連れでの練習参加を受け入れ、「オケママ」たちが多く集まった。
2月上旬、市内の福祉センターの一室で、団員が演奏会に向け練習に励んでいた。バイオリンを弾く女性の背中には抱っこひもでおんぶされた子供の姿が。椅子の合間を縫うように歩き回る子もいる。
練習に妥協はない。演奏に没頭するママの傍らで子供が退屈なのではと思いきや、リズムに合わせて体を揺らすなどにこにこ顔の子供ばかり。「ママたちと一緒に『音楽をする』のが当たり前になっているみたい」と、ある団員は語った。
「夫の転勤で広島に引っ越してきて、友達もいない。そんな中で加入し、気が付けば人の輪が広がっていた」。溝口純子さん(32)=広島市安佐南区=は、4歳と2歳の2児の母親だ。
「先輩ママ」の団員たちから音楽の相談だけでなく、子育てのアドバイスも受ける。「子供のお下がりだけど」と服をもらうことも多い。「練習に来てみんなと会うのが楽しみ」とほほ笑んだ。
楽団は毎年冬に定期演奏会を開催している。入場に年齢制限はなく、子供が客席で声を上げてもいい。楽器紹介やクイズが平仮名で書かれた子供用のパンフレットも用意している。客席は毎回、ほぼ満席だ。
副団長の高山裕美さん(40)=広島県廿日市市=は「自分たちが音楽を楽しむのはもちろん、幼い子供たちにも楽しさを伝えていきたい」と語った。
引用元:
“オケママ”子育て交響曲 広島市の市民楽団 同伴OK、育児相談も (産経新聞)