「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第19回は『「子育てだけが生きがいの人生」はよくないのでしょうか?』の疑問にお応えしましたが、第20回のテーマはこちら。

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本当に何もないんですか?

本当にお子さんの良いところが一つも見つからないのですか?

それは、あなた自身が他人の良い面を見つけるのが苦手なだけなんだと思います。出来ていないところ、悪いところだけに気付くのが得意になってしまっているのかもしれませんね。その場合、子どもを何とかしようとするよりも、ママの悪い癖を直した方がいいかもしれません。

“風呂に入った”、“歯を磨いた”、“トイレに行ってちゃんとパンツを履いて出てきた”、“幼稚園に休まずに行っている”、“ご飯を食べる前に『いただきます』と言える”。そして、究極 「元気で生きているだけでいい」って思ってみませんか?

きっとお母さんの目が厳しすぎ、あてがうハードルがあまりにも高いんだと思います。期待値を上げるのは止めて、その子の良い面にフォーカスしましょう。



短所は長所だったりする

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子育て中は目先のことにスポットライトが当たってしまい、「ああ、うちの子のこんなところがダメだわ、あんなところもダメだわ」と思ってしまいますが、長い人生で考えたとき今、弱みに見えるところが強みだったりします。

例えば……、

(1)運動会の駆けっこでいつもビリになる・・・毎回負けるのがわかっているのに、嫌がることなく参加しているなんて立派だわ。精神的に強い子だわ。

(2)公園で虫ばかり見ていてお友達と一緒に遊ばない・・・自分の興味を持てることが幼い頃からはっきりしていて、周りに流されない集中力がある。観察力も鋭いわ。

(3)食べ物の好き嫌いが多い・・・味の違いがわかる繊細な舌の持ち主かもしれない。将来は有名シェフになるかもしれないわ。

(4)お友達に玩具を貸そうとしない・・・自分の意思を相手にしっかり伝えることができる。



自己肯定感が諸外国より低い日本

文科省「高校生の心と体の健康に関する調査」です。自分自身をどう思うかについて、「私は価値のある人間だと思う」の回答

アメリカ・・・89.1%

中国・・・・・87.7%

韓国・・・・・75.1%。

日本・・・・・36.1%

日本の若者は“自己肯定感が低く、自分に価値がない”と感じている人がかなりいます。

“自分に自信がない・自分のことが好きではない”これでは長い人生楽しむことができませんよね。

幼い頃からダメ出しばかりされていたことが原因なのかもしれません。もっとわが子が持っている宝物に目を向けてみましょう。



子どもを産んだ瞬間、「男の子でも女の子でもどちらでもいい。五体満足でさえいればそれであとは何も望まない。健康であればそれで十分」と思ったのではないでしょうか。

他の子と比べて「あれもこれも出来るようになってほしい」と高望みをして、引っ張って、潰してしまわないようにしましょうね。


引用元:
【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#20 ほめる材料がないのですが(It Mama)