やけどには起こりやすい状況や原因があります。それらを知り、予防することが非常に重要です。

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 軽症例も含めたすべてのやけどで、最も多い受傷原因は高温の液体によるものです。食事中や調理中に起こりやすく、汁物、飲み物などをこぼした場合に多く発生します。次に多いものは、高温を発する暖房器具、調理器具、アイロンによる受傷や、湯たんぽなどによる低温熱傷があります。3番目に多いのが、火炎によるやけどで、花火やたき火、ゴミ燃やし、野焼き、などが原因となります。火炎によるやけどは、他の原因によるものと比べて重症化する傾向があります。

 軽症から重症までのやけど全体についてまとめた論文によると、年齢層別では、10歳未満の小児が圧倒的に多く、その中でも0歳から2歳までが特に多くみられます。小児では高温の液体によるやけどがほとんどで、具体的には鍋やポット、コップに入っている熱い飲み物などを過ってこぼしてしまうことによるものが多くみられます。保護者の不注意による受傷が非常に多いため、小児のいる家庭では特に注意していただきたいと思います。

 一方、新潟大学医歯学総合病院皮膚科の統計では、入院が必要となる重症例に限ってみると、高齢者が多く、60代が最多で、次いで70代、10歳未満の順となっています。高齢者の入院の原因としてはやはり火炎が多く、仏壇のロウソクや料理中のコンロ、野焼きなどの作業中の火炎によるものが多くみられました。火炎によるやけどは一歩間違えると重症化しやすいため注意して下さい。

 やけどが起こりやすい時期は地域の特性によって若干異なりますが、新潟県では特に12月から翌年3月にやけどの受傷がみられます。やはり、暖房器具を使用したり、熱いものを食べたり飲んだりすることが多い時期にやけども多く発生していると思われます。


<アピタル:医の手帳・やけど>

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引用元:
小児は高温の液体、高齢者は火に注意(朝日新聞)