“魔の2歳児”ママならずとも、一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。 なんだか恐ろしげな言葉ですが、2歳児は本当に悪魔のようになってしまうのでしょうか?

今回は四児の母であり子育てアドバイザーである筆者が、「魔の2歳児」の正体と彼らとのつき合い方のコツをご紹介します。



「魔の2歳児」の正体とは?

2歳児はやる気に目覚めたエネルギー体そのもの!と言っていいでしょう。

いつも怒りっぽい彼ら。親の方も、小さい頃はあんなに可愛かったのに、この頃はなんだか憎たらしく、ついつい衝突しがち。それはなぜなのでしょう?そこにはちゃんと理由があります。

●やりたい……、でも出来ないの!

それまで完全に親の腕の中に守られていた彼らは段々と「自分で」「ひとりで」やりたいと思い始めます。でもまだまだ小さな体では思うようにいきません。やりたい、でも出来ない……とてもフラストレーションの溜まる時期です。

しかもそれをママに分かってもらおうにも、言葉もうまく出てきません。イライラして、つい大声で泣いたり、かんしゃくを起こしてママを叩いたり。それが「魔の2歳児」と呼ばれる時期なのですね。

それでは、そんな彼らとどのようにつき合ったらいいかを提案します。



「魔の2歳児」と上手に向き合う3つのルール

(1)気持ちを代弁する

「この子が怒っているのは、理由がある」「本当の気持ちを言いたいけど、言えなくて泣いている」この2つのことを憶えておいてください。そしてそれを信じてあげてください。そうすれば、ママには彼らの本当の気持ちが見えてくるはずです。

「そうか、あなたはこれがしたくて泣いてるの?」

「こんな風にしたかったけど、出来なくて怒っちゃったんだね」

そんな風に気持ちを代弁してみてください。出来るなら、ぎゅっと抱っこしながら。きっと魔法のように気持ちが落ち着くはずです。



(2)かんしゃくを起こしているときは、無関心を装う

この時期に間違ってもしてはいけないのは、泣いたり怒ったりする彼らの言いなりになることです。落ち着くまでには時間がかかります。辛抱強くその時を待ちましょう。

待っている間のポイントとしては“目を合わせない”“必要以上に口をきかない”こと。ママが怒って大声を出すのは逆効果。同じ事態を招くことになります。



(3)時々、とことんつき合う

彼らはやりたいことでいっぱい。でも大人の生活との折り合いは難しい……。いつもは無理でも、時々とことんつき合ってあげましょう!

オススメはいつも出来ない、でも子どもたちが泣くほどやりたがることです。たとえば、

・汚れてもいい服を着て、好きなだけ水たまりで遊ぶ

・じっくり時間をとって自宅玄関ドアの鍵開けに挑戦!

・公園じゃなくて、塀の上を手をつないでどこまでも

・アリの行列、どこまで続いてる?追いかけてみよう!

大満足の楽しかった時間は子どもたちに「ママが分かってくれた」という幸せをプレゼントしてくれるはずです。もしかしたら束の間、天使に戻るかもしれません。



いかがでしたか?

海外では“Terrible two”とも呼ばれるこの時期の子どもたち。筆者はこの時期を迎えた子どもたちの親御さん全てに「おめでとうございます!」の言葉を送ります。

腕にすっぽりと収まるサイズだった彼らが、すっくと立ち上がり「いつも手伝ってもらったり、やってもらったりしていたけど、もうそろそろひとりでやりたいの!」と主張し始めたのです。こんなに感慨深く、嬉しいことはありませんよね。

「魔の2歳児」があなたの元にやってきたとき、そんな風に思って、パパと祝杯をあげるのもいいかもしれません。


引用元:
「魔の2歳児」も天使にもどる!? 親子でハッピーになれる魔法のルール3つ(It Mama)