大阪市北区中之島4丁目の市有地に再生医療の拠点づくりを目指す市、大阪府、関西経済3団体の協議会が16日あり、再生医療の臨床研究をする「再生医療国際センター(仮称)」を建設する基本方針案をまとめた。2021年度のオープンを目指し、今夏までに計画案を作るが、まだ費用負担は白紙の状態という。

 敷地は市有地のうち約7500平方メートル。センターにはiPS細胞などを保管する「細胞バンク」や臨床研究のための50〜100の専用病床を設け、研究者らの育成機能も持たせる。再生医療関連の企業のオフィス、クリニックも整備する。今後作る計画案に整備費を盛り込み、国に支援を求める。吉村洋文市長は「民間がお金を出しやすく、国の協力も得られる計画をつくらないといけない」と述べた。

 一方、大阪大はこの市有地の残り約4500平方メートルの土地をアートの拠点などにする構想を示している


引用元:
中之島に再生医療国際センター構想 大阪府など協議会(朝日新聞)