“子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子の連載「もしかしてウチの子、障害児?」第31回目。
今日はもしお子さんが発達障害と診断された場合の幼稚園、保育園の先生へのカミングアウトについてにお伝えします。
個性が強い「単なるお行儀の悪い子」として隠すべき?
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息子の場合、保育園に入園したあと、他の園児との違いに気づき専門医を訪ねました。その後、診断結果を園側に伝えたほうがいいのかどうか悩みました。
「『自閉症だ』なんて伝えたら、かえって色眼鏡で見られてしまい、伸びるものも伸びなくなってしまうのではないか。周りにも似たような子はたくさんいるじゃあないか。だったら“個性が強いだけ”ということに留めておいて黙っていようか」と思ったりもしました。
でも、伝えなければ「母である私がきちんとしつけをしていない」と責められ、息子も「単なるお行儀の悪い子」として叱られ続けるだろうと思ったので、正直に話すことにしました。
先生へ障害をどうやって理解してもらう?
園の先生は忙しいです。ですから、保護者から“自閉症とは”の書籍をドサッと渡されるのは実に迷惑な話なのです。
でも、私は「一人で5人分くらい手のかかる子どもの取り扱い方について、具体的に伝えておいたほうが、先生がラクになるんじゃないか」と考えました。
そこで、自作カルテを担任に渡しました。
「どんなことを嫌がり、何が好きか」「パニックはどんな状況で起こりやすいか」「どう伝えれば理解するか」の情報は、どんな学術書よりも、医師や臨床心理士よりも、親が持っています。
24 時間年中無休で育ててきているのですから、お母さんが子どもの一番の理解者であり専門家なのです。
園の先生も大変な苦労をして子どもを預かることになります。そんなとき先生が少しでもうまく対応ができるように“お願いする姿勢”で家庭で工夫している具体例を伝えるようにしましょう。
引用元:
もしわが子が発達障害だったら…保育園の先生に伝える?(It Mama)