◇のいちから繁殖で


 県立のいち動物公園(香南市)は13日、チンパンジーの「サクラ」(雌・7歳)を繁殖のため、多摩動物公園(東京都日野市)に貸し出すと発表した。貸出期間は3年だが、延長されることもあり、のいち動物公園でサクラを見ることができるのは19日までとなる見通し。

 サクラは父親の「ロビン」(21歳)、母親の「サンゴ」(推定41歳)から生まれた双子のうちの1頭で、多摩動物公園にいる雄との間で繁殖を試みるという。もう1頭の雄の「ダイヤ」は、のいち動物公園に引き続き残り、同公園のチンパンジーは9頭となる。

 国内の動物園で双子が生まれるケースは珍しく、血縁関係のない別の雌がサクラのベビーシッター役を務めたことなどから、京都大霊長類研究所などの研究対象にもなっていた。同公園の担当者は「サクラとダイヤが一緒に遊ぶ姿が見られるのは、ひとまずこれが最後。たくさんの人に、もう一度会いに来てもらいたい」と呼び掛けている。


引用元:
別れ別れ 双子チンパンジー サクラが多摩動物公園へ (読売新聞)