誰しも子どもを出産して母になった瞬間、「絶対に幸せにしてみせるわ」と誓ったはず。でも、子どもが成長するにつれ、だんだんと期待値がくなり、いつしか子どもを不幸せにしてしまっている人がいます。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“子どもを幸せにする3箇条”についてお話ししたいと思います。



■1:子どもに期待しない

人が誕生するときは“母親”由来の染色体と“父親”由来の染色体から半分ずつもらい1個の新しい人間が誕生します。これが“遺伝”です。どんなに「私に似てほしくない」「パパに似てほしくない」と思っていても似てしまうものです。

顔かたちや体つきのパーツだけでなく、気質や能力もある程度遺伝します。たとえ見た目はママ似であっても性格はパパに似てるなど、父となる人、母となる人、どちらの要素も受け継いで産まれてくるものでしょう。

親になると「親を超えるようなビックな人間になってほしい」と願ったり、親が「私は運動や音楽の才能にも恵まれず平凡な人生を歩んでいる。だから子どもには期待している」と過度な期待をしてしまいがちですが、遺伝を無視するのはやめましょう。

子どもの将来の図だけではありません。子育て中も期待しハードルを上げ過ぎると子どもも親もしんどくなってしまいます。少しバーの高さをこんな風に下げてみませんか。

・「2歳になったらオムツは取れていなくてはならない」を「3歳になるまでに取れればいい」

・「1歳半になったら言葉を話せなくてはならない」を「2歳半になって喋れるようになればいい」

ハードルのバーを下げるだけで、不思議と気持ちが楽になりませんか?




■2:他の子どもや兄弟と比較しない

いつまでも食事を手づかみしている我が子。そんな時、ママ友の子どもがスプーンをつかって最後まで食事をしていると「なんで、うちの子はいつまでも手づかみをしているんだろう」と焦りますよね。

でも、先を行く何でも出来る優秀な子どもと比較していると、我が子の成長が見えなくなります。しばらくしてスプーンを使えるようになっても、そこを褒めたり認めたりすることなく、今度は「○○ちゃんはお箸が使えるのにうちの子はまだスプーンとフォークしか使えない」となり、課題が変わるだけで新たなことで悩み始めます。そして我が子にいつになっても満足できないママになってしまうのです。

ちょっと前までは手づかみさえできず、食事はもっぱら哺乳瓶で与えられるミルクだったり、全て食べさせてもらっていたのですから凄い進歩のはずなのです。

比較するのは「百害あって一利なし」です。人と比べ始めると大事な我が子の成長が見えなくなってしまいます。ちゃんと見ている人は、1週間前と今日を比べるだけで、僅かでも進歩していると思うはずです。



■3:子どもの前で謙遜しない

「お子さんお利口さんですね」と他人から褒められて「そうなんです、うちの子とってもお利口なんです」と褒める親はほとんどいません。謙遜の文化がある日本で、たいていのママは「そんなことないですよ」とか「家では我儘で困っているんです」と言います。酷い人ですと「うちの子、外面がいいだけなんです」なんて言う人もいます。

でも、子どもは謙遜の文化は理解していません。せっかく他人が褒めてくれたのにママから否定されてるのを聞くと、酷く傷つきます。

だからといって「うちの子お利口さんなんです」と反応してしまうと「バカな親だ」と陰口をたたかれたりしてしまいますので、せめて「嬉しいです!ありがとうございます!」と言いましょう。“バカ親”は困りますが“親バカ”は素晴らしいことです。



いかがでしたか。

自分がもし子どもの立場になったら“どう言われると嬉しいか”を軸にすると、子どもがハッピーになる方法が見えてきますよ。


引用元:
アナタは出来てる?子どもを「幸せにする」親の3箇条(It Mama)