◆区内の50路線

 

 葛飾区は2017年10月ごろから、区内在住の妊婦を対象に、区内を運行するバスが無料で利用できる乗車証「マタニティーパス」を発行する。都内で実施されるのは初めて。6日発表の17年度当初予算案では、バス会社への補助やパスの印刷費などに1200万円を盛り込んだ。


 区によると、マタニティーパスは母子手帳交付時に発行する。有効期限は、母子手帳が発行された日から約10カ月間。区内を運行する都営バスや京成バス、東武バスセントラルなど約50路線で利用できる。


 区では、東西方向にJR常磐線や総武線、京成線などの鉄道が通り、南北方向にバス路線が通っている。区民の移動手段としてバスが重視されており、定期健診時の通院や買い物など妊婦の外出を支援するためにも、パスの発行を決めた。


 対象となる区内在住の妊婦は約4千人が見込まれる。区によると、ここ数年母子手帳の交付数は4千人弱で横ばいが続いている。区は「子どもを安心して産み育てられるような環境を作り、出生数を増加させていきたい」と話している。


 (円山史)


引用元:
東京)妊婦さん、葛飾区内のバス無料 (朝日新聞)