小田急線秦野駅近くにある八木病院(秦野市本町)の同市鈴張町への移転・新設開院が2021年4月ごろから、22年4月ごろになることが2日、分かった。開院時期を当初予定から4年ほど延期し、建設費が高騰する時期を避けて着工する。移転までは現在の病棟を改修、増築し対応。移転を機に産婦人科で分娩(ぶんべん)を受け入れる予定で、不妊治療は17年度中にも前倒して開始する。

 同病院と市によると、移転予定地は、秦野署近くの同市鈴張町の市営住宅跡の市有地。着工時期は20年4月ごろから21年4月ごろまでを予定し、完成・オープンまで1年ほどかかる見通し。これまでは17年4月から18年秋ごろまでの開院を目指してきたが、東京五輪、東日本大震災の復興需要で建設費が高騰し、延期することにした。

 現病棟は老朽化しているが、移転までの数年間は改修、増築で乗り切る。今年夏から秋にかけて、現病棟駐車場の一角に3階建てを増築。1階では婦人科の不妊治療を行い、医師2人を増員する。2、3階には地域包括ケア病棟が入居。現状で60ほどの病床数を、94の許可上限近くまで増やすという。修繕・増築は半年ほどで完成する見通しで、2億円程度かかる見通し。

 小田急線秦野駅に近い現在の敷地は、移転後も不妊治療などを行うサテライト施設として残す。現病棟は増築分を除き、小規模の病棟に建て替える。

 同病院は「分娩を受け入れる産科は地域にまだ少ない。新病院は国道246号にも面しており、県西部までカバーしたい」と話している。

引用元:
移転21年〜22年度に 秦野・八木病院(ニフティニュース)