総務省が公表した2016年の人口移動報告で大阪府への転入者が転出者を上回る「転入超過」になったことを受け、松井一郎知事は1日の定例会見で「ありがたいが、関西圏全体では減少した。大阪が核になって関西圏の人口減少に歯止めを掛けたい」と述べた。


 同報告によると、大阪府は1794人の転入超過となったが、大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良)は転出超過だった。

 また東大阪市、寝屋川市、堺市の3市が全国の自治体の中で転出超過の上位になったことについて、松井知事は子育て施策への各市の取り組みが影響しているとの考えを示し、「転出超過の自治体の長は責任を感じた方がいい。自分たちの保障や身分にメスを入れれば、保育園や幼稚園の無償化はできるはずだ」と語った。



引用元:
関西圏 人口減歯止めを 松井知事、子育て施策促す(大阪日日新聞‎ )