福井大は、子宮体がん患者の子宮を残したまま投薬でがんを治療できるか、全てを摘出する必要があるかを調べる際、何度も子宮内膜の細胞をかき出すことなく、画像検査で判断する手法を開発したと発表した。
福井大医学部の吉田好雄教授によると、画像検査は乳がんの診断に使われているが、子宮体がんに応用したのは世界初としている。細胞をかき出す検査は麻酔をかけて少なくとも3回実施する必要があり、血栓症のリスクがあったが画像診断なら患者の負担が大幅に減る。画像診断を経てがんを治した女性が1月23日、第1子を出産したという。
診断に使うのは、婦人科がん細胞を増大させる可能性がある女性ホルモン「エストロゲン」と結合する受容体がどれくらいあるか調べる「FES−PET検査」。エストロゲン受容体が多いと早期がんとみなされ、子宮を摘出せずにホルモン剤を投与する治療が効果的と分かる。
引用元:
子宮残せるか画像で診断 福井大ががん治療の手法開発(産経ニュース)