「うちの子、幼稚園に入るまでに生活リズムを整えたいのですが、どうしたらいいのでしょう?」

筆者の主宰する子育て教室で聞かれた疑問です。

今日は、「赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム」の著者が書籍の中から、3歳までに覚えてほしい、睡眠の習慣3つを今日は紹介しましょう。
3歳までに覚えたい睡眠習慣3つ

source:https://www.shutterstock.com/
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集団生活が始まる前にぜひ、覚えてほしい睡眠習慣は全部で3つあります。

(1)必要な睡眠時間の確保に必要な就寝と起床時間
(2)就寝儀式
(3)寝るまでの一定の流れ

それぞれについて、1つずつ解説しましょう。



就寝と起床の時間の目安

これについて、2015年に、アメリカ睡眠財団(NSF)が2004年〜2014年の312本の文献をもとに各年代の理想的な睡眠時間を発表しています。幼児期以降から、学童期の理想的な睡眠時間は以下の通りです。


・1~2歳(幼児)推奨時間:11〜14時間(許容範囲:9~10時間・15〜16時間)

・3〜5歳(未就学児)推奨時間:10〜13時間(許容範囲:8~9時間・14時間)

・6〜13歳(学童期)推奨時間:9〜11時間(許容範囲:7~8時間・12時間)

(NSF, 2015 の図から改変)

まずは、自分の子どもの年齢にはどのくらいの睡眠が必要かを見て、その時間を確保できる就寝と起床時間を決めてみましょう。

幼稚園へ行くための準備のためなら、起床時間は幼稚園に間に合う方がいいですよね。



また、保育園に行っているご家庭では、お昼寝をしたり、仕事の帰りの都合で寝る時間が遅くなったりするかもしれません。

以下の例のように、ご家庭の都合を考えて、時間を決めてみましょう。


・もうすぐ4歳で幼稚園に行く予定の Aちゃん……7時起床・20時就寝:睡眠時間11時間

・保育園に行っている Bちゃん……7時半起床・21時半就寝 昼寝2時間:睡眠時間11時間

というふうに。

絵本などで「睡眠の条件付け」をする

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ニューロ・フィードバッグという脳波を使った研究で有名な心理学者バリー・スターマン博士らの古典的な実験で“睡眠が条件付けできる”ことが確かめられていますが、同じように、子どもにいつも寝る前に同じことを就眠儀式として繰り返すことで、就眠儀式が寝ることと結びいて、寝やすくなると考えられます。

就眠儀式としてスタンダードなものは、落ち着く内容の絵本を読ませることです。「これをしたら、私は寝ちゃうんだなあ」と、子どもの身体に覚えてもらいましょう。

寝る前の絵本の習慣はおすすめですよ。



しかし、子育て講座に来てくれていたママの中には、寝る前に軽くマッサージをすることを就眠儀式にしている方もいました。

就眠儀式は必ず絵本である必要はなく、気持ちが落ち着いて、親子で楽しめるものなら、絵本以外でも問題ありません。



寝るまでの一定の流れ

では就眠儀式を繰り返しさえすれば、魔法のように子どもがバタンと寝るようになるかというと、実はこれだけでは難しかったりします。

寝かしつけのための就眠儀式は、寝る前の絵本だけではなくて、遠くお風呂や夕ご飯から始まる生活の流れそのものだと考えたほうがいいのです。



たとえば、お風呂→歯磨き→絵本→寝るの寝るまでの順番を決めたら、その順番を変えないようにすることが実は、就眠儀式の隠されたコツなのです。

毎日同じ生活の流れの中で寝かしつけをすることで、流れからの布団に入って眠ることが“条件付け”できて、思わず身体が寝てしまうようになるのです。



いかがですか?

必要な睡眠時間を確保するために、まずは就寝時間と起床時間の目標をきめて、その時間に寝させるために、生活の流れを決めましょう。最後の就眠儀式はダメ押しのようなものです。

ぜひ、幼稚園に入る前に無理のない程度に、毎日の習慣として取り入れてみて下さいね。毎日の生活がラクになりますように。


引用元:
理想は14時間!3歳までに身につけるべき「睡眠習慣」3つ(It Mama)