子育て中、どうしても祖父母に赤ちゃんを預けて出かけないといけないときって、あると思います。祖父母は子育ての大先輩! 誰よりも頼りになる存在ですが、今と昔では子育てをとりまく環境が若干違います。

こちらにとっては常識のことでも、祖父母世代にとっては「まったく知らなかった!」ということが結構あるもの……。

それで、祖父母に赤ちゃんを預けるとき、伝えておかなければいけないことを伝えず、後で「トラブルになった!」「関係が悪くなった!」という話をよく聞きます。

祖父母とは、避けられるトラブルは避けて、良好な関係を築いておきたいですよね。

そこで今日は、祖父母に赤ちゃんを預けるときに言っておかないといけないことを、その伝え方も含めて、コミュニケーションライターの黄本恵子がお伝えします。



祖父母にお世話を頼むとき伝えるべきこと

●食物アレルギーのこと

離乳食を生後半年ぐらいから始めて、食物にアレルギー反応が出た赤ちゃん、また血液検査でアレルギーが判明した赤ちゃんをお持ちのママも多いと思います。

祖父母世代は、アレルギーを軽く考えてしまっている人が多いです。なので、「うちの子は卵アレルギーなので、卵は与えないで」「ミルクアレルギーなので牛乳は与えないで」だけでは不十分かもしれません。

卵アレルギーなら、卵の成分が多く使われている製品(プリンや市販のお菓子、ケーキ)、牛乳アレルギーなら、乳製品(ヨーグルトやマーガリン、バターなど)もダメだということを、きちっと伝えておきましょう。



●紙オムツ替え方のコツ

あと、紙オムツを使っていらっしゃるママさんは、祖父母の前で替え方を見せておいたほうがいいかもしれません。

実は、祖父母世代は布オムツに慣れていて、孫の面倒を見るのが初めてな祖父母は、「紙オムツの替え方が分からない!」という人もとても多いのです。

「紙オムツの替え方は大丈夫?」と訊くのもいいですが、「あ〜知ってる知ってる」と、本当はよく知らないのに軽く考えてそう返事してしまわないとも限りません。

紙オムツの替え方は、言葉で説明をしたり紙に書いて説明するより、目の前でやるのが一番手っ取り早いですね。とくにテープ式の紙オムツは戸惑う祖父母が多いようです。忘れずに一度は実演しておきましょう。



伝えるときは「第三者引用」を使うと効果的!

祖父母に赤ちゃんのお世話をお願いするとき、「●●アレルギーだから××は与えないで」ということを伝えるのに、より効果的な伝え方があります。

“第三者引用”です。営業マンがお客様を説得するときによく使う話法です。

「この製品を子どものころから繰り返し使うと、子どもの能力が飛躍的にアップするんですよ」

と言うのではなく、

「東大の○○教授という方が、この製品を子どものころから繰り返し使うと、子どもの能力が飛躍的にアップすると、おっしゃっているんです」

と、「自分以外の誰かがこう言っていた」と伝えるのが、第三者引用になります。信頼性が増し、より相手を説得させやすい伝え方です。



同じように、祖父母に伝えるときは、次のように伝えるといいでしょう。

「お義母さんもご存知の▲▲内科の先生が、一歳未満の赤ちゃんにハチミツは上げてはいけないとおっしゃっていたので、くれぐれもよろしくお願いします。乳児ボツリヌス症っていう恐ろしい食中毒になる恐れがあるらしいんです」

or

「この子の主治医の□□先生がおっしゃっていたんですけど、卵製品は●歳になるまでは絶対上げないように、とのことなんです。プリンは最も危険性が高いとおっしゃっていました。市販のお菓子類もいまはダメだそうです」

これで、より分かってもらいやすくなります。



しっかりしているように見えて、ちゃんと伝えたことも忘れやすいのが祖父母。

念のため、メモを残しておくことも忘れないようにしましょう!


引用元:
祖父母に赤ちゃんを預けるとき「必ず」言わないといけないこと(It Mama)