いしかわ動物園(能美市)で昨年十二月に誕生したコビトカバの赤ちゃんが、二十五日から室内展示場で公開される。生まれた直後は不明だった性別も雄と判明。動物園によると、国内で雄が誕生したのは一九九〇年以来、二十六年ぶりになる。
赤ちゃんは十二月二十三日の誕生後、順調に育っており、体重も生まれた直後の倍以上となる一一・一キロに。体長は五〇センチ。母親のノゾミ(六歳)に見守られながら上手に泳げるようにもなった。
公開は室内展示場での生活に慣れるまで時間限定。二十五日のみ午前十一時〜午後三時。二十六日以降は午後二〜四時。公開時間外は隣接の産室で過ごす。産室での様子は観覧通路に設置されたモニターで見ることができる。二十五日は午前十一時から担当者による特別ガイドも実施する。愛称は常時公開時に公募する予定だ。
日本でのコビトカバの出産は上野動物園(東京)と東山動物園(名古屋市)に続いて三園目で、雌が続いていた。いしかわ動物園では二〇一二年に母親のノゾミ、翌年に父親のヒカル(六歳)が来園。繁殖を試みていた。雄の誕生に担当者は「将来の国内繁殖に希望が持てる」と喜んでいる。
コビトカバはジャイアントパンダ、オカピと並んで「世界三大珍獣」と呼ばれる。野生では世界に三千頭しか生息せず、絶滅の危機にひんしている
引用元:
いしかわ動物園 コビトカバ誕生 国内26年ぶりの雄(中日新聞)