移住を希望する人たちに地域の魅力を発信する「移住交流&地域おこしフェア」(移住・交流推進機構などが主催)が15日、江東区の東京ビッグサイトで開かれた。300の自治体や団体が出展し8591人が来場。各ブースでは「就職支援します」「子育て環境抜群」などとアピール。参加者は説明に耳を傾け、熱心に相談していた。

 移住先として人気の高い長野市の企画政策部の永岩誠さん(38)は、「若い世代の移住希望者が目立つ。不便なところも隠さず情報提供し、定住につなげたい」と話した。家族4人で相談に訪れた都内に住む小瀬里沙さん(33)は、「田舎で育った夫の話を聞くとお金では買えない魅力を感じる。子供にも同じ経験をさせたい」と、移住に期待を込めていた。


引用元:
就職支援や育児環境、地域の魅力アピール 移住交流フェア 東京 (産経新聞)