うんざりのツボ「今日のご飯美味しい?」

晩ご飯の献立を考えて「今日はカレーでいいか、あの人の好物だし」と思って、夕食にカレーを出したとします。でも、夫は晩ご飯に対して、特に反応しない事は珍しくもありません。


妻:「今日のカレーはどう?」

夫:「ああ、美味しいよ」

妻:「わかった、それならよかった……」

それで会話は終わってしまって、もう少し何か言ってほしい妻にとっては物足りないのです。そういう時に夫は「いつもと同じ味で美味しいよ、別に不満はない」くらいの気持ちでいます。

もちろん、カレーが美味しいのは確かですが、心では“言わせられている”という感が強いのです。それでは会話が弾まないのも当然です。夫はもっと自分のペースで言いたいのです。



キュンとしちゃうツボ:「そろそろ食べたいだろうなと思って」

そもそも男という生き物は、自分の本心をなかなか出さない習性があります。それは結婚して夫になっても妻にもなかなか出さないのはよくわかっている方も多いはずです。逆に言えば、“いちいち聞かないで、自分をわかっていて欲しい”という事でもあります。

カレーの会話でも妻には「そんな事いちいち聞くなよ、いつも言っているから同じことを何度も言わせるな」というのが本音なのです。しかし、妻としてはそれでも夫の言葉を聞きたいわけですが、それには“あなたの事はわかっている”という言葉を入れるといいのです。

例えば、カレーを出すときでも、一言添えると全然反応が変わってくるのです。


妻:「今日はそろそろカレーを食べたいだろうなと思ってカレーにしたよ」

夫:「よくわかったな、ちょうど食べたいと思っていたんだよ」

妻:「そりゃあ、あなたの事ならわかるわよ」

夫:「読まれているな、うん美味しいよ」

夫婦の会話で主導権を握るコツを掴むのが大事ですが、それには“あなたの事はよくわかっている”という表現をすると夫も返しやすくなります。



興奮のツボ:「あなたの好みは分かってるわ」

夫は妻との話は“何か気持ちを聞かせて欲しい”と、フリートーク的に話を求めると、多くの場合で面倒くさがります。しかし、「あなたの好みは、わかっているからね」という言葉で始めると夫の返す言葉が豊富になります。


夫:「オレがカレーを食べたいとわかっていたの? さすがだな」

妻:「だって、そろそろ食べたいって言う頃だと思っていたから」

夫:「そうか、カレーは好きだからな。しかし、よく見ているよな」

妻:「そりゃそうよ、今日の味はどう?」

夫:「うん、美味しいよ、オレの好きなチキンを入れてくれているし」

など、夫は“自分の事をよくわかってくれている”という事にうれしくなって、どんどん喋るのです。というよりも喋りたくなるものなのです。



いかがでしたか。

最初から何か聞き出そうとすると、ポツリポツリとしか言葉が出てきません。夫婦とはいえ、会話にはコツ が必要です。夫の嗜好や習慣をしっかりと掴んで、妻が流れを作って話を参加させるといいのです。今日の会話から試してみてはいかがですか。


引用元:
思わずキュン!夫が「結婚して良かったなぁ」と思ってしまう妻の発言とは(It Mama)