赤ちゃんが夜なかなか寝てくれない……ようやく寝たら、家事の残りをするために、這うようにママだけ布団からでる。

そんなつらい状況にいるママたちのために「赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム」の筆者が書籍のなかから、今日はママの睡眠の現状について解説しましょう。

日本人女性の睡眠時間は世界ワースト1位

source:https://www.shutterstock.com/
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2014年のOECDのジェンダーデータ、「Time use across the word」で、日本人女性の睡眠時間は、世界ワースト1位であるという不名誉が明らかになっています。


女性の睡眠時間(28か国中)

ワースト1位:日本・・・458分(7時間36分)
ワースト2位:韓国・・・462分(7時間42分)
ワースト3位:メキシコ・・・488分(8時間8分)

OECD26か国の平均は、506分(8時間26分)で、日本人は約1時間近く睡眠時間が少ないのです。
また、男性も男女合わせた結果も、ワースト1位の韓国に次いで日本は第2位でした。


男女合わせた睡眠時間(28か国中)

ワースト1位:韓国・・・461分(7時間41分)
ワースト2位:日本・・・463分(7時間43分)
ワースト3位:イギリス連邦・・・484分(8時間4分)



睡眠不足の経済損失は3兆5000億円!

日本の睡眠時間の少なさは、勤勉な証拠であるなんて思っていませんか?

睡眠時間が短いことは、問題は大ありなんです。

睡眠不足が原因で、遅刻、欠勤、作業効率の低下、あげくの果てには交通事故も起こってきます。

睡眠不足が経済に与える影響を、日本大学医学部教授の内山真博士が試算したところ、3兆5000億円もの損失があるとしています。
赤ちゃんの睡眠不足は大人のせい?

source:https://www.shutterstock.com/
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そして、睡眠時間の短さは大人だけの話ではないのです。

以前のコラムでお伝えしたように、ペンシルバニアこども病院・セントジョセフ大学所属の小児精神科の心理学者、ミンデル博士らが2010年に行った 0〜3 歳を対象にした世界 17 か国での調査研究で、日本の乳幼児の睡眠時間が世界ワースト1位であることが明らかになりました。

日本の乳幼児の睡眠が短い原因は、日本の大人の睡眠不足に引っ張られているからかもしれません。



睡眠の改善で学力向上!

大阪の公立の小学校で、あまりにも遅刻が多いために、睡眠の教育を始めたところ、遅刻の改善、学力の向上もみられたそうです。

睡眠について学んで、適正な睡眠時間を確保すること。

この意識が、睡眠時間ワースト1位の日本には欠けているのではないでしょうか。



まずはママから、疲れがたまる前に睡眠を多めにとりましょう。

家事は2の次で、まずは睡眠時間を確保してください。

赤ちゃんがなかなか寝ずにつらい時期は特に、赤ちゃんが寝たらママも一緒に寝ましょう。

日本の睡眠不足の現状を知り、睡眠の大切さを知ることが、睡眠不足の負の連鎖を断ち切る第1歩になるでしょう。



引用元:
赤ちゃんの睡眠不足は誰のせい?最新データから分かった原因とは(It Mama)