妊娠が分かり、出産までの10ヶ月の間、女性はつわりを経験したり、足が浮腫んだり腰痛に悩まされたり……と、いろんなことを経験して出産を迎えます。
その最後の出産は、「鼻からスイカ」と表現することもあるぐらい、陣痛の痛みは特別なものなのかもしれません。
そんな中、日本でも“無痛分娩”を取り扱う産院が増えてきました。
陣痛の痛み自体は自然の摂理であり、耐えられる痛みなのですが、医療の進化とともに無痛分娩が普及している理由はどこにあるのか?
今日は、元看護師でマタニティケアの講師でもある筆者が実際に経験した、無痛分娩のメリット、デメリットについてお話をしたいと思います。
無痛分娩は出産の日程を選べることもある
まず無痛分娩を選ぶ理由として、「陣痛の痛みからの解放」を考える人が多いかと思います。
筆者の場合、第3子の出産で産婦人科勤務経験もあり、痛みへの恐怖はほとんどありませんでしたが、無痛分娩を選んだ理由としては“計画分娩”と言われるように、自分自身で出産の日程を選べることをメリットに感じたからです。
上の子の予定などもあり、38週での計画分娩だったのですが、これに関しては胎児の大きさや発育状況、子宮口の開大など前回の出産も関係してきます。
それがすべて整った上で、医師の判断の元薬を使っての誘発分娩が可能となるのです。
医師から言われた「無痛分娩のメリット・デメリット」は?
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無痛分娩のメリットとしては、先程述べたように自分自身で出産の日程を選べることですね。他にも以下のようなメリットがあります。
(1)無痛分娩のメリット
・痛みを緩和し、お産をスムーズにすることができる
・痛みを緩和することで、産後の回復が早い
欧米では、一般的に選択されている無痛分娩ですが、日本では痛みを経験することが良いことのように、麻酔薬を使って痛みを軽減することに関して意欲的に推奨している箇所は少ないかもしれません。
ただ、無痛分娩で使われる“硬膜外麻酔”は、術後の痛み緩和として普及し、ここ数十年手術患者の術後の痛みが格段に軽減したことで、早期から術後動けるようになり合併症を予防できるようにもなりました。
出産に限らず、痛みを取ることのメリットへの認知度が高まっているのです。
産後の回復が早いことは、1人目の面倒を見なくてはいけないママ、産後すぐに仕事復帰されるママなどの大きな助けになります。
女性が働く社会になった中で、選択肢の1つにあってもいいのかもしれませんね。
(2)無痛分娩のデメリット
・出産費用が高くなる
・麻酔薬のアレルギーが出てしまうことがある
・硬膜外麻酔をすることで、硬膜外血腫や頭痛などの症状が出ることがある
費用に関しては痛みと産後の回復も含め、費用対効果の捉え方は人によって違うのかもしれませんが、筆者の産院では5万円の追加費用で無痛分娩を選択することができました。
また薬を使用することでの副作用などは、通常の手術などと同様で、医師からしっかりと説明を受けて上で判断をするといいでしょう。
いかがでしたか?
今回、筆者は無痛分娩を経験できたことを本当によかったと思っています。
第2子の際も誘発分娩は経験していましたが、思った以上に痛みがまったくなくて直前まで食事もできていたぐらいです。
麻酔薬を入れるタイミングもあるかと思いますが、本当に痛みが緩和されるだけで、お産の形は変わりますよ。
選択肢の1つとして、考えてみてくださいね。
引用元:
陣痛は味わうべき?「無痛分娩」のメリット・デメリット(It Mama(It Mama)