熊本地震で大きな被害を受けた熊本市民病院(同市東区)は、患者の受け入れができなくなっている新生児集中治療室(NICU)病棟を、26日に再開する。19日、新たに整備した病棟を報道陣に公開した。

 再開するのはNICU9床と、新生児治療回復室(GCU)5床。NICUがあった北館が使用できなくなったため、使用可能な管理棟3階の事務スペースの一部約800平方メートルを改装し、ベッドや機器類を移した。医師8人、看護師30人態勢で臨む。

 大西一史市長は同病院で会見し、「県外の医療機関に入院している人もおり、転院を希望する場合、受け入れたい。他の医療機関にかけている負担を、少しでも減らしたい」と話した。

 来年1月には一般病棟10床も再開する。

 同病院は地震前、NICU18床とGCU24床で、1500グラム未満の極低出生体重児や心疾患のある赤ちゃんなど年間約300人を受け入れ、県内の周産期医療の中核を担ってきた。

 NICUは、同病院の被災を受けて福田病院(同市中央区)と熊本大病院(同)が3床ずつ増床しており、今回の再開で県全体では45床に回復。地震前の48床に近づく。(森本修代)

引用元:
新生児集中治療室、26日に再開 熊本市民病院(熊本日日新聞‎)