絶賛“手づかみ食べ”ベビーをもつママたち、毎日、テーブル周りの掃除や汚れた服の洗濯、お疲れ様です。

そんなプラスアルファの家事に加えて、「手でばかり食べていると、スプーンやフォークを使わなくなっちゃうのでは?」「手づかみで食べさせて、しつけがなってないと思われないかな?」なんて、ママのお悩みは尽きませんよね。

でも、大丈夫。自信をもってわが子に“手づかみ食べ”をさせてください。

手づかみ食べはベビーの発達にとてもいい影響をもたらすんです。
「食べたい気持ち」を尊重しよう

手づかみ食べ汚れ1
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筆者にも現在1歳3ヶ月の娘がおり、10ヶ月後半から手づかみ食べを始めました。

離乳食は順調に進んでいたのですが、急にスプーンで食べさせられるのを嫌がり「自分で食べたい!」と意思表示をしてきたのです。

筆者の場合、食事プレートの横にスプーン、フォークはいつも並べておき、手でもいいし、道具を使って食べてもいいというスタイルを取っています。

初めこそ、手の汚れを不快に思ったり、わざと食事を床に落として遊んだりしたものの、今では、おにぎりは手で、納豆はスプーン、輪切りのバナナはフォーク……とその都度自分で判断して、好きなように食事を楽しんでいます。

幼児食に移行後も「ママが食べさせて〜」と言ってくるのでは、困っちゃいますよね。

そうならないためにも、まず「自分でやりたい!」という欲求を、手づかみ食べで満たしてあげることが大切。それを繰り返すうちに、食べることが好きになり、食事の時間を楽しみに待つようになります。



汁気の少ないメニューでママの負担を軽減!

とは言え、せっかく用意した離乳食を、顔やテーブルに塗りたくられたり、ぐちゃぐちゃに握りつぶされてばかりいたら、だんだんと笑っていられなくなりますよね。

手づかみ食べ時期のベビーには、片付けも楽ちんな“汁気の少ないメニュー”がオススメ。

味噌汁やスープなどの汁物は、具材と汁で分けて用意すると、お椀に手を突っ込んでビチャビチャ! なんてことも減ります。

これを機に、お椀に口をつけて飲む練習をしてみるのもいいかもしれません。



また、スティック状など、ベビーの手で持ちやすい形、大きさにしてあげるのも、上達への近道!

そこで持ちやすさを考えた、筆者の娘も大好き! 簡単なのにちょっとオシャレな「手づかみメニュー」をご紹介します。
(1)りんごとチーズのワンハンドトースト


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RECIPE

(1)食パン1枚(8枚切り)は耳を落とし、4等分に切る。
(2)パンに薄くスライスしたりんごを適量のせ、隙間を埋めるようにピザ用チーズをのせる。
(3)チーズが溶ける程度、軽くトーストして完成。




(2)豆腐マヨネーズと野菜のワンハンドトースト


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RECIPE

(1)食パン1枚(8枚切り)は耳を落とし、4等分に切る。
(2)パンに豆腐マヨネーズ(下記のつくり方参照)を薄くぬり、ミニトマトやピーマンなど好きな野菜を細かく切って適量のせる。
(3)軽くトーストして完成。

*ベビー用豆腐マヨネーズ

RECIPE

(1)豆腐150gはキッチンペーパーに包んで耐熱容器にのせ、レンジで2分ほど加熱して水切りをし、冷ましておく。
(2)ミキサーなどに水切りした豆腐、オリーブオイル大さじ2、米酢大さじ1、塩ひとつまみを入れ、なめらかになるまで回す。



冷蔵庫で2〜3日保存が可能です。

市販のマヨネーズは味が強い傾向にありますが、手づくりの豆腐マヨネーズなら気になりません。卵アレルギーのベビーにもオススメ。

パンに具材をのせて焼くときは、チーズやマヨネーズを使うと、パンと具材がくっついて、ポロポロ落ちなくなるのでグッド。食べやすさがアップします♪



(3)冬野菜スティックの白味噌煮


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RECIPE

大根・・・3cm
人参・・・1/3本
さつまいも・・・1/3本
昆布・・・5cm角
白味噌・・・小さじ1
牛乳・・・50ml

●つくり方

(1)野菜はすべて皮をむき、大根は1cm厚さの輪切りにしてから、1cm幅のスティック状に切る。さつまいもは水に5分程度さらしておく。
(2)鍋に(1)の野菜とかぶる程度の水を足し、キッチンばさみで細く切った昆布を加えて火にかける。
(3)野菜が柔らかくなったら白味噌を溶き入れ、牛乳を加える。火を止めて、味が染みるまで冷ます。





“白味噌”は甘味のある味噌なので、離乳食の味付けにオススメしたい調味料。

牛乳を加えるとさらにまろやかになり、味噌味なのに、どこか洋風を思わせる味付けになります。

野菜はほかに、じゃがいもや里芋でもいいですね。



いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したレシピは、ママが食べてもおいしいものばかりです。

同じものをママが幸せそうな顔で食べていたら、ベビーの食もモリモリ進むかもしれません。

ぜひ、ご自宅で作ってみてくださいね。


引用元:
掃除要らず!テーブルを汚さない「手づかみ食べレシピ」3選(It Mama)