分娩(ぶんべん)の受け入れを8年ぶりに再開した倉敷市立児島市民病院(同市児島駅前)で、再開後初となる赤ちゃんが誕生し、お祝いのセレモニーが5日、同病院であった。

 児島地区に住む31歳の女性が1日に出産した。体重3242グラムの男児で、母子ともに健康という。

 セレモニーでは、伊東香織市長が女性に記念品を贈り「市民病院がお産や小児医療の拠点となるよう頑張りたい」と述べた。女性は「生まれ育った児島で出産できてよかった」と語った。

 同病院での分娩は、産婦人科の常勤医の退職に伴い2008年10月に休止して以来。今年10月1日付で新たに常勤医を招へいし、2人体制となり、助産師も増員できたため同月から受け入れを再開していた。

引用元:
児島市民病院で8年ぶり赤ちゃん 分娩再開後初、セレモニーで祝う(山陽新聞)