風邪が流行するこの季節、実際にママが風邪を引いてしまった場合、授乳やおむつ替えなど子どものお世話をお休みする訳にはいきません。

そして、体調不良の状態で毎日の育児や家事をこなすのは本当につらいもの。

早く治してしまいたいところですが、一般的に授乳中のママは薬を服用出来ないといわれています。

では、実際に風邪を引いてしまった時の授乳はどうすれば良いのか?についてお伝えします。

Kamiriママライター。人材コンサルタント、外資系人事のキャリアを経て現在は専業主婦としてシンガポール在住。異文化にもまれながら、1児の母として家事に育児に奮闘中。
授乳はストップすべき?

まず、母乳から赤ちゃんに風邪が移ることはありません。

ママが体調不良時に赤ちゃんに一日に何度も授乳するのは大変かもしれませんが、例えば夜はミルクなど臨機応変に対応することで、母乳育児を継続することは可能です。

それよりもくしゃみや咳などによる飛沫感染でウイルスが赤ちゃんに移ってしまわないようにマスクをするなど家庭内感染を最小にとどめるようにしましょう。

ママが風邪を引いてしまった時に「オススメの対処法」3つ

(1)医師に服用する風邪薬を相談

授乳中ということを医師に伝えると、できるだけ母乳に影響のない薬を処方してもらうことができます。

また、薬の種類だけでなく、飲み方など、どうしたら最も母乳に影響がでないかもアドバイスをもらえるはずです。

もしどうしても母乳への薬成分の移行が気になり、母乳育児を一時中断せざるを得ない場合は、できるだけ短期間にとどめておきましょう。

中断期間が長引くと、再開した時に十分な母乳が作られなくなってしまったり、また中断している間に乳腺炎になってしまう可能性もあります。

(2)葛根湯など漢方薬を飲む

葛根湯は、葛根(かっこん)、麻黄(まおう)、桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)という自然由来の成分「生薬」からなる漢方薬で、一般的に効き目が穏やかで体にも優しいとされています。

母乳に移行する成分もとても少ないといわれていますが、人によっては稀に副作用がでたり、一部の持病を持つ方には向かないと言われています。そのため、自己判断をせず、まずは医師の判断を仰ぐようにしましょう。

(3)マヌカハニーを食べる

ビタミン、ミネラル、酵素などを主成分にもつ“自然のハーブ”と言われるマヌカハニーは普通のハチミツの約8倍の殺菌作用を持つと言われています。

そのため、風邪やその他様々なウイルスから守ってくれるだけでなく、普段から常用することで自然治癒力も高めてくれます。

特に出産後や授乳中のママは寝不足などから免疫力が低下していることもあり、風邪を引きやすいとも言われています。マヌカハニーで免疫力を高めておくことで、風邪の予防にもなります。



いかがでしたか?

風邪を引いた時は、しっかり睡眠をとることが回復への近道ですが、そうはいっても休めないのがママ。

風邪かな?と思ったらできるだけ体を休めたり、暖めたりするなど、早めに対処するようにしましょう。

ひき始めに対処することで、風邪の悪化を防ぎ、また早い回復が期待出来ます。安心して母乳育児を続けるためにも、日頃からなるべく免疫力をあげる努力をして風邪をひかないようにしたいですね。



引用元:
ハチミツの約8倍の殺菌効果!「授乳中ママの風邪」にイイ薬は?(ウーマンエキサイト)