世界各地の様々なデザインの母子健康手帳が23日、東京で始まった「第10回母子手帳国際会議」(国際母子手帳委員会など主催)の会場に並んだ。

 一般社団法人親子健康手帳普及協会が、冊子にはなっていないものも含め80カ国・地域の手帳や記録用紙を展示した。福田康夫元首相の夫人で同協会顧問の貴代子さん(72)が呼びかけて集めた。

 貴代子さんは、2008年の第4回アフリカ開発会議のために来日したアフリカ諸国の元首夫人に、母子手帳について話したことを機に母子手帳普及の活動を始めた。「母子手帳がない国の方々に知ってもらいたい」と、11年からは駐日大使夫人を対象に母子手帳の勉強会を開いている。ミクロネシアと中国は、この勉強会がきっかけで母子手帳が作成されたという。

 母子手帳国際会議は、日本発祥の母子手帳を海外へ普及させる活動の一環として、1998年から開かれ、日本での開催は3回目。10回目の今回は、「だれひとり取り残さない」がテーマ。38カ国・地域から約400人が参加して、25日まで母子手帳に関する報告や課題についての発表などがある。(神田明美)


引用元:
世界で様々…母子手帳集まる 福田元首相夫人の呼びかけ (朝日新聞)