“冷え”は妊娠中のママはもちろん、妊活中の女性も気をつけたいものです。

血液循環が滞ることで、免疫力や基礎代謝が低下するだけでなく、卵巣や子宮のはたらきも悪くなってしまいます。

生まれてくる赤ちゃんに、血液を通して十分な栄養を送るためにも、“冷え対策”の原因とコツをお伝えします。
36度未満は低体温!「妊活中」に見直したいNG行動5つ

体温が36℃に満たない場合、冷えが慢性化して“低体温”に陥っている場合があります。

次の5つのポイントを意識して健康的な体温を保ちましょう。



(1)今すぐ正して!「食生活」の乱れ

健康維持には、エネルギー源である炭水化物や脂質、細胞の主な原料であるたんぱく質、身体の調子を整えるビタミン・ミネラル類の摂取が不可欠です。

どれかが欠けてしまうと血液を作り、全身にめぐらせ、必要な栄養素を使ってエネルギーを生み出したり細胞を再生したりするはたらきが滞ってしまいます。

不規則な食生活や単品料理を避け、「主食・主菜・副菜」をバランス良く摂取しましょう。食べることは、健康な身体づくりの基本です。



(2)筋肉のはたらきも血液に不可欠!「運動不足」に気をつけて

血液やリンパ液などの体液は、心臓のポンプ作用だけでなく筋肉のはたらきでもめぐっています。

運動することで身体が温まるだけでなく、血液循環も良くなるため、筋力維持や冷え対策にも運動習慣をつくりましょう。

あまり積極的にスポーツなどをしないという場合は、移動を徒歩にしたり、軽いジョギングやラジオ体操、ストレッチなどを行うことをおすすめします。

全身を大きく動かす運動がおすすめです。
(3)身体のコンディションにも影響する「ストレス」を避ける

実は、ストレスも冷えの大きな原因!

趣味やいつでも相談できる相手をつくり、イライラや悩みを抱え込まないようにしましょう。

心の状態は、身体のコンディションにも大きな影響を及ぼします。

source:https://www.shutterstock.com/
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(4)シンプルに「薄着」状態を避け身体を温める

気候による寒さは、服装で防ぎましょう。

靴下や腹まき・暖かい下着・マフラー・上着などを工夫して、長時間身体が冷えることのないようにしましょう。



(5)「シャワーで済ます習慣」をやめ、湯船に浸かろう

湯船に入らずシャワーで済ませる習慣も、冷えにつながる要因の1つ。

湯船に浸かって身体を芯から温めることで、滞っていた血流をスムーズにし、代謝を高める効果が期待できます。

暑すぎず、リラックスして湯船に浸かることができる温度に設定することで、“安眠効果”も期待できます。



冷えは美容・健康の大敵であり、「妊活を妨げる要因」でもあります。

健康な赤ちゃんを授かるために、自身の身体をいたわり、温める工夫を取り入れてくださいね。


引用元:
絶対ヤメて!妊活の大敵「低体温」を招くやりがちNG習慣5つ(It Mama)