最近では、当たり前にようにパパと小さい子供だけで外出している様子を見かけるようになりましたね!

これまで、育児グッズといえば赤ちゃんらしい優しい色合いのものや、主にママが使うことを意識した女性的なデザインのものが多かったのですが、最近ではパパが自然に使うことができるデザインや色合いのものも多く見られるようになりました。

よく「イクメンブーム」だとか「男性の育児参加をメディアが牽引している」というような言われ方をする場面を見かけることもありますが、育児は夫婦で共にするものという風土が根付き始めている傾向は素晴らしいことだと思います。

パパと赤ちゃんの外出時に困ること
大型商業施設や百貨店に設置されている“ベビールーム”では、授乳室以外のおむつ替えスペースなどはパパだけでも利用できます。

そのため、こんな風景を目にすることも・・・

“さっき百貨店のベビールームで、四つあるオムツ替え台に僕含め三人の男が並んで黙々と作業という場面が。珍しくもないんだろうけど、なんか面白い空気だったなー。

— まつ (@maztaka4) 2011年8月28日”

ママが買い物中、パパと赤ちゃんはベビールームで待機!という場面、筆者もよく遭遇していました。

ですが、やはりベビールームの主な利用者はママと赤ちゃんのセットが多く、パパだけであまり大きくないベビールームを利用する時に、『なんとなく他の利用者(ママたち)からの視線が痛い・・・』と感じてしまうこともあるそうです。

▼男性用トイレにも「おむつ交換台」を!

“なんで女性用トイレにはおむつ替えシートがあるのに男性用トイレにはないんですか!

— つなっち10 (@agawasun) 2016年5月4日”


▼「おむつ替え=ママの仕事」ではないのですが・・・

“図書館マップ見たら「女性用トイレ。おむつ替えはこちらで」とある。男性用トイレにおむつ替え台は無し、おむつ替え室(男女OK)も無し。ってことは、父親と子供で出掛けてもおむつ替える場所さえ無いってことだよね…。何で女性用トイレにしかおむつ替え台ないんだろう?

— なっつ (@nms943) 2015年10月10日”


未だ、なんとなく「赤ちゃんの世話はママの仕事」という印象があるのか、駅や図書館、区役所などの公共施設においても男性用トイレにおむつ交換台が無いということが多いのです。…
ですが、利用者からの設置要望も多く出てきているようで、少しずつではありますが男性用トイレにも、おむつ交換台が設置されはじめてきています。
ただ設置義務は無いので、完全に整備されるまでにはかなりの時間を要するものと思われます。

男性が育児しやすい社会づくりに少し遅れをとっている日本を尻目に、アメリカでは男性用トイレでのおむつ交換台設置が義務づけられたのだそうです!

実は、アメリカでこの決まりが義務づけられた背景には、ある男性俳優の働きかけが影響しているそうなのですが、 その男性俳優とは一体だれなのでしょうか?

アメリカで“おむつ交換台設置”に関する法案が成立
2016年10月、アメリカのオバマ大統領は連邦政府関連の建物の手洗い所に、男女の区別なく赤ちゃんのおむつ交換台の設置を義務づける法案に署名しました。
対象となる施設は郵便局や裁判所、社会保障関連の事務所などの公的機関のほとんどだそうです。

この法案可決の1年以上前から、あるアメリカ人俳優が「男女関係なく、トイレにはおむつ交換台を設置するべきだ!」と訴え続けていました。

その俳優とはアシュトン・カッチャーさんです!
2013年に映画「スティーブ・ジョブズ」でスティーブ・ジョブズ役で主演を務めていましたが、
もしかしたら、日本でのアシュトンさんの印象はかつて16歳年上の女優デミ・ムーアさんと結婚していた年下夫という方が強いかもしれません・・・

アシュトンさんは2011年11月にデミ・ムーアさんと離婚後、2012年に交際開始した女優ミラ・クニスさんとの間に2014年に女の子が誕生しています。…
映画やテレビで俳優として活躍する傍ら、プライベートでは子煩悩なパパという印象の強い俳優です。
もうすぐ第2子も生まれるそうですよ!

イクメンパパのアシュトンさんは、娘を連れて外出することが多いそうです。
そのため、外出先で娘のおむつを替える場所に困った経験をしており、2015年、公共の男性用トイレにオムツの交換台がないことを問題視したアシュトンさんは、大手ショッピングセンターの「ターゲット」と「コストコ」の男性用トイレ内にオムツ交換台を設置させるための署名運動を立ち上げていました。

僕は自分の娘に、何かをする責任や機会を得ることが性差によって決められたりしない世界を体験してもらいたいんだ。
男性用トイレにオムツの交換台を設置することは、性差別の名残を改正するためのほんの小さな一歩にすぎないかもしれない。
でも、この偏見に気付いている男性たちは子育てに(女性と同じように)平等に参加したいと思っているはずです。
だから我々社会はそれを支えるべきなんだ!

アシュトンさんが始めた署名活動には多くの賛同者が現れ、その数は10万人にものぼったそうです。

そして、その署名活動から1年後、めでたく男性用トイレへのおむつ交換台設置が義務化される運びとなりました。

アシュトンさんは1人の父親として『自分ができること』をしたのかもしれません。
もちろん、俳優としての知名度や影響力も大きく作用したことは間違いないとは思いますが、こういうひと声が集まることで大きなムーブメントを起こせるということは、つい不満があっても内向きになってしまいがちな日本人も見習う必要がありそうですね。

育児の主役は家庭ですが、おむつ交換台に限らず社会による育児の後方支援も大切です。
社会全体が子供を産み育てることに、もっと積極的になる必要があるのでしょうね。

出典 YouTube



引用元:
「男性用トイレにもオムツの交換台を設置して」ある米俳優の訴えで設置が義務付けられることに!(エキサイトニュース)