突然ですが、皆さんは11月10日はトイレの日だということをご存知ですか?
小さな子どもを持つママにとってトイレの悩みと言えば、何よりトイレトレーニングですよね。
4月から入園なのにまだオムツが取れてなくて困っている、なんていうママもいるのでは?
でも、その原因は、もしかしたら子どもだけじゃないかもしれませんよ。
そこで今日は、トイレトレーニングでやりがちな、親のNG行動についてご紹介します。
今が絶好の機会?トイレトレーニングのベストタイミング
トイレトレーニングというと、春から夏かけて行うもの、というイメージがありますよね。
その理由は、暖かく汗をかき始めるためにおしっこの出る回数が減り、たとえおもらしで洗濯ものが増えても、乾きやすいから。
しかし、トレーニング開始のベストタイミングは、子どもがトイレに興味を持ち始めたり、”おしっこが出そう” ”おしっこをしたい”という感覚を覚え、サインを出した時です。
逆に考えれば、寒くておしっこの回数が増える冬は、“おしっこをしたい”という子どものサインが出やすい時期でもあります。
冬は、子どものトイレぐせをつける絶好の時期とも言えるのですね。
トイレトレーニングでやりがちな親のNG行動
source:http://www.shutterstock.com/
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(1)トイレに誘いすぎる
絶好のタイミングでトイレトレーニングを開始しても焦りは禁物。ママが焦れば焦るほど、子どもにとってはプレッシャーです。
おしっこが出ないのに、頻繁にトイレへ連れて行き、「まだ出ないの?」「ちゃんとトイレでおしっこしなさい」というような言葉をかけると、子どもはどんどんトイレが嫌になってしまいます。
子どもが「トイレは誘われたらいくもの」と思ってしまわないよう、食事の前後や寝る前、起きてすぐ、あとは活動の切れ目などだけ誘うようにしましょう。
(2)失敗したときに叱る
「出た」と子どもが言ったときは、つい「何で出る前に言わないの?」と言いたくなりますよね。
子どもの気まぐれに振り回されるために、一喜一憂しがちなトイレトレーニングですが、たとえ失敗しても、叱ることは厳禁です。
叱られたことがトラウマになり、子どもはトイレが嫌いになってしまいます。
ぐっと我慢して、逆にトイレが成功したら、たくさん褒めてあげると子どもの自信につながりますよ。
(3)「やればできる」などプレッシャーをかける
成功したときにたくさん褒めてあげたり、失敗したときグッとこらえて叱らないのは大切ですが、褒め方や言い回しにも注意が必要です。
たとえば失敗してしまったとき、「次はちゃんと教えてくれるよね?」「〇〇ちゃん(君)ならできる!」という言葉は、子どもにはプレッシャーになります。
また、せっかく便座に座らせたのに出ないときにも、降りたそうにしているなら潔く諦めましょう。
何回かトイレで成功したりすると、「できるはず」と頑張ってしまうものですが、トイレに座ることを嫌いになってしまっては意味がありません。
期待しすぎて“無理強い”にならないよう、心がけましょう。
(4)負荷のかかるルールを設ける
まだテープ式の紙おむつを使っている子どもに、いきなり「おむつを使わない」トイレトレーニングを始めるのは、かなり無理がありますよね。
最初はトイレに行く時に脱がせやすいパンツ型紙おむつやトレーニング用の布パンツなどに移行するなど、初めから負荷のかかるルールを設けるのではなく、きちんと段階を作ってあげましょう。
また、「トイレでおしっこしなかったら、おやつ抜き」など、脅しのような発言にも気をつけてくださいね。
いかがですか?
なかなかオムツが取れなかったりすると、「なんでうちの子は取れないの?」と焦ってしまいますよね。
しかし、子どもの成長は、成功と失敗の繰り返しです。
子どものやる気を大切にしてあげて、ゆっくり気長にオムツ卒業を目指しましょう。
引用元:
あなたは大丈夫?トイレトレーニングでやりがちな親のNG行動4つ(It Mama)