生後5〜6ヶ月頃から始まる離乳食。最初は“10倍粥”から始めることが多いと思いますが、慣れてきたらそろそろ野菜もあげてみようかな……となってきます。

でも、野菜といってもいろんな種類があって、どれを選ぼうか迷いますよね。

そこで今回は、管理栄養士の筆者が離乳食におすすめできる、ビタミンも豊富な野菜をご紹介したいと思います。

圓尾 和紀管理栄養士。ファスティングマイスター。大学、海外、大学院で七年間栄養学を学ぶ。病院勤務を経て「予防医療に貢献したい」と思い、独立。現在は「和食」と「ファスティング」を取り入れた生活の提案を行う。
赤ちゃんは「苦味のある野菜」に敏感!
赤ちゃんの味覚は私たち大人より敏感で、離乳食も基本的に味付けがいらないと言われています。

そして、赤ちゃんの味覚はより“本能的”。

たとえば、「甘味」は生きていくために必要なエネルギーを供給してくれる糖質の存在を示す味ですし、身体を作る材料になるたんぱく質は「うま味」といった具合に判断しているので、自然と甘いものや出汁のうま味は好まれます。…
しかし、“毒”の存在を意味する「苦味」や“腐敗”をほのめかす「酸味」などは苦手な味。

ですので、いくらビタミン豊富とはいっても、ほうれん草やピーマンなどを無理矢理与えるのは良くありません。



「甘味」から始めよう!おすすめ野菜3つ




野菜も甘味のある野菜から始めましょう。甘味といっても、砂糖の直接的な甘味とは違い、自然の甘味なので心配いりません。

・ビタミンA、C、Eが揃って豊富なかぼちゃ

・緑黄色野菜の中でも特にβカロテンが多いにんじん

・そして加熱しても壊れにくいビタミンCが含まれるさつまいも

これらは特にオススメ。赤ちゃんの反応を見ながら、少しずつ与えるようにします。



生野菜はNG!熱はしっかり通して〇
「ビタミンは熱を加えると壊れるから……」と生野菜を与えるのはNG。基本的に離乳食の野菜はすべて火を通さないと赤ちゃんには硬すぎます。特に初期は、よく熱を通してピューレ状にし、お粥に混ぜて与えたり、天然の昆布だしで伸ばしてあげると、食べやすいでしょう。

電子レンジを使うと栄養素の損失は少なくなると言われていますが、赤ちゃんが口にするものに電磁波を当てることに抵抗がある人もいると思いますので、ママの判断になるかと思います。…
また、できれば野菜も農薬などの心配が少ない安心・安全のものを選びたいところ。

特ににんじんは、慣行栽培と有機・無農薬栽培のものは全然味が違うので、ママもぜひ味わって違いを感じてみてくださいね。



離乳食でもっとも大事なのは、「食の体験をさせてあげること」です。

思うように進まなかったり、食べてくれないからといって無理強いすると、嫌な体験となり、余計に食べるのを拒否することにもなりかねません。

おおらかな気持ちで、ゆっくり進めていくようにしましょう。



引用元:
赤ちゃんにビタミンをあげよう!離乳食におすすめの野菜3つ(ウーマンエキサイト‎)