もうすぐ冬。いろいろな病気が流行る季節がやってきます。
保育園、幼稚園などお子さんが集団で過ごす場では、感染症も流行りやすいため、かかってしまうと登園できなくなる場合も!
でも、登園してはいけない病気って、どのようなものがあるか、ご存知ですか?
実は、多くの幼稚園や保育園が登園停止を決める際、参考にしている学校保健法という法律があるのです。
今回は、これを元に、冬にかかりやすい病気を、まとめてみたいと思います。
「登園禁止の病気」とは?
source:http://www.shutterstock.com/
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学校保健法で登園禁止とされているのは、“学校保感染症”2種にあたる病気です。
主な感染経路が感染者の咳やくしゃみなので、放置していると、集団生活している人たちに一気に感染してしまう可能性があるため、登園が禁止されています。
(1)インフルエンザ
感染期間は発熱後3〜4日です。発症後5日を経過し、解熱後2日を経過するまでは、たとえ熱が下がって元気になっても登園停止となります。
自治体によっては幼児に限り、解熱後3日としているところも多くあるので、幼稚園・保育園に確認を取りましょう。
(2)流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
感染期間は、耳下腺が腫れる7日前から腫れた後9日間です。腫脹が発現して5日経過し、かつ体調が良好になるまでは登園禁止です。
潜伏期間が比較的長い感染症なので、症状消失後、登園してよいかどうかは医師の判断で決まりますが、基本的には上記の日数でおさまる場合が多いです。
(3)溶連菌感染症
感染期間は、抗菌薬内服までで、抗菌薬内服後24時間以上経過していることが第1条件になります。
また、発熱がおさまり、食事が通常通り摂れるようになれば、登園しても大丈夫です。
溶連菌感染症は発疹が出る場合とでない場合があり、発疹が出てしまうと、登園停止期間は2日~3日ほど
延びることもあるので、注意しましょう。
ただし、発疹が出ていたとしても、症状が消失し、医師が「登園しても良い」という証明をしてくれれば、登園することも可能です。
時々、「まだ発疹が出ているから登園しないほうがいいのでは、と幼稚園で先生から言われた」というお声を聞きますが、医師が登園していいと言っていれば、登園OKです。
胸を張って登園してください。
「学校感染症3種」に定められている登園停止の病気とは?
source:http://www.shutterstock.com/
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学校感染症第3種とは、感染経路が飛沫以外の経路であり、放置しておくと集団生活をしている人たちに感染する病気のことを言います。
文部科学省が定めており、特に小学校に上がると、病名が一覧にして配布されるところが多いようです。
冬にかかりやすい3種の病気は下記のようになります。
(1)伝染性紅斑(リンゴ病)
感染期間は発疹が出現するまでで、体調が回復するまで登園ができなくなります。
リンゴ病は感染後、17日〜18日後に症状が現れますが、感染後7日〜12日後に感染力のあるウイルスは体外に排菌されます。
つまり、症状が出たころには感染力がほとんどないのです。
そのため、診断がついても医師は、登園OKとする場合がありますが、本人の体調が悪かったり、園で流行していたりする場合には、第3種感染症として登園停止の扱いとなることがあります。
また、リンゴ病は第3種感染症に指定されているのですが、感染経路は飛沫ですので、注意が必要です。
(2)腸管出血性大腸菌感染症
感染期間は、便中に菌がいる間になります。こちらの病気の登園再開の条件は、とにかく症状が治まることです。
そして、抗菌薬内服終了後48時間経過した時の検便で、陰性と判断されれば、登園OKとなります。
他の感染症と違い、目で見て感染期間が終了しているか否かが判断し辛い上に、感染力が強いため、必ず医師に菌の有無を診断をしてもらうことが求められます。
(3)マイコプラズマ感染症
感染期間は、菌に感染してから約1ヶ月で、発熱や特有の咳が消失するまでです。
感染期間が長いことが特徴ですが、特有の咳が消失すれば他人にうつす可能性がなくなるため、登園停止は解除されます。
マイコプラズマ肺炎の大流行も噂されており、要注意ですね。
(4)流行性嘔吐や下痢
感染期間は平均1日〜2日。嘔吐、下痢が治まり、通常の食事が摂れて、体力が回復すれば登園OKです。
ノロウィルス、ロタウイルスがこれに当てはまります。
全ての感染症に共通なのは、必ず症状が落ち着いたら、もう1度医師に診せて、登園しても良いかどうかの診断をしてもらうことです。
特に、第3種感染症は登園停止が解除される具体的な日数の指定がなく、医師の許可がいるとうことが大きな特徴となります。
園によっては、園独自の用紙に登園停止解除である旨を書いてもらわなければならないところもあります。
何度も病院に足を運ぶことで、新たな感染症をもらってきてしまう可能性があるので、あらかじめ、園側に確認しておくと良いでしょう。
集団生活をしていると、注意していても感染症をもらってきやすいものです。
なるべく感染症にかからないようにするためにも、手洗いうがいといった基本的な感染予防法はお子さんだけでなく、家族みんなで徹底していきたいものですね。
引用元:
マイコプラズマ大流行…?ママが知るべき「登園禁止の病気」一覧(It Mama)