水戸市千波町の県民文化センターで1日、「いばらき教育の日」推進大会が開かれ、国際的に活躍するピアニスト辻井伸行さんの母親で、フリーアナウンサーの辻井いつ子さん=写真=が「子どもの才能の見つけ方、伸ばし方」と題して講演した。

 いつ子さんは、伸行さんが全盲で生まれた現実を受け入れられなかったが、生後8か月でショパンの「英雄ポロネーズ」に反応。「この子は音楽が好きなのかもしれない」と、おもちゃのピアノを与えたところ、弾き始めたという。

 5歳の時には、家族で訪れたサイパンのショッピングセンターで、リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」を演奏して喝采を浴びた幼少時代のエピソードを紹介した。

 いつ子さんは「引け目を感じる人生を送ってほしくなかった。目標をもって上を向いて歩いてほしいと思った」と、当時の心境を話した。


引用元:
「子どもの伸ばし方」 辻井さん、水戸で講演 茨城  (読売新聞)