女性ホルモンの一つ「エストロゲン」。エストロゲンは、お肌の健康や女性らしい体つきを保つ大切なホルモンです。そのため、体内でエストロゲンと同じような働きをする、大豆イソフラボンに代表される「フィトエストロゲン」を摂ることが大切といわれています。ところが、20代・30代の女性ホルモンが正常に分泌されている年代では、摂り方によって逆効果になることもあるそうです。フィトエストロゲンを摂っているのに生理の悩みが改善されない方は、摂り方があっていないのかも知れません。効果的な摂り方のポイント2つをご紹介します。


(1)エストロゲンの分泌が下がる期間に限定する


私たちの身体には、エストロゲンをキャッチする受容体があります。フィトエストロゲンは、この受容体に収まることができるため、身体はエストロゲンが収まったと勘違いしてエストロゲンと同じような働きをします。ですがその効果は、本来のエストロゲンにはかなわないのだそうです。受容体の数は限られていますから、しっかりとエストロゲンが分泌されている期間にフィトエストロゲンを摂っていると、エストロゲンの席を奪ってしまうことになりかねません。


ポイント:積極的に摂るのは生理前の2週間のみ


フィトエストロゲンを摂るのは、エストロゲンの分泌が下がる生理前の2週間に限定するとよさそうですね。




(2)腸内フローラを整える


フィトエストロゲンは、分子がいくつか連なったかたちで存在しています。そのため、体内でエストロゲンとして利用できるかたちに分解して吸収できるかどうかは、その人の腸内細菌によるところが大きいのだそうです。腸内フローラをいい状態に保つことで、フィトエストロゲンの分解をうながすことができるとのこと。


ポイント:水溶性食物繊維が豊富な食品を、毎日の習慣に


善玉菌の大好物である水溶性食物繊維の豊富な海藻やフルーツ、オリゴ糖、納豆やヨーグルトなどの発酵食品を毎日の習慣にして、フィトエストロゲンを活用できる腸内フローラを作りたいですね。


フィトエストロゲンを摂っているのに、「PMSや生理痛が緩和されない」「むしろ生理周期が乱れてしまった」など、よかれと思ってしたことが逆効果にならないように、フィトエストロゲンの摂り方に注意したいですね。

(美養フードクリエイター 岩田まなみ)


引用元:
大豆製品で生理が遅れる!?フィトエストロゲンの摂り方2つ Life & Beauty Report