20代前半の相談者は赤ちゃんを望み、1年以上試みていますが、未だ妊娠できずにいます。当初は若いから不妊ではないだろうと思っていたものの、今は産婦人科で相談した方がいいのだろうかと考え始めています。今後どのように妊活していけばいいのでしょうか。
20代女性からの相談:「20代前半だけれども…」『20歳前後になると周りの友人ができちゃった婚で次々と結婚・出産していく中で、私たち夫婦も次第に子どもが欲しくなりました。巷では、妊活で悩んでいる夫婦がたくさんいらっしゃいますが、「私たちは20代前半なのだから関係ないだろう」と思っていました。しかしタイミング法を始めて早1年半、毎月生理が来るたび悲しくなります。よく「1年様子を見て、それでも妊娠しなければ産婦人科へ行くように」と言いますが、やはり産婦人科へ行った方がいいでしょうか?もう少し粘ってみた方がいいのでしょうか?(20代・女性)』
不妊治療に踏み切るタイミングとは
専門家も、一般的に1年以上避妊せずにいるのに妊娠しない場合は、不妊治療を始めてもいい頃だろうとしています。ただ相談者の年齢を考えた時に、焦って治療を開始しなくてもいいのではないかという見解も示しています。
『結婚して避妊していないにも関わらず、1年以上妊娠しない場合は不妊症として治療の対象になります。20代でしたら、自然妊娠の可能性は約80%と高めですが、不妊治療は長期になる場合が多いので、早めに取り組んだ方がいいでしょう。(医師)』
『特に「このタイミングで不妊治療に踏み切るべき」というラインはありませんが、一般的には「毎月妊娠するための行為をして1年間妊娠しなければ不妊治療のタイミング」というように言われています。しかしおっしゃるようにまだお若いですし、特に焦って不妊治療を開始するような時期ではないと思います。もし質問者さんが30歳代であれば不妊治療をお勧めしますが、現段階では強くお勧めすることはしません。すぐにでも妊娠・出産をしたいということであれば、ご主人と話し合って決めてみられてはいかがでしょうか。(看護師)』
また、現代は20代でも男性不妊の傾向が高まっているとのデータもあることから、一度検査をして状態を把握してみるのもいいでしょう。
『現代の20歳代と以前の20歳代とでは、精子の量や質が現在の方が低下しているというデータがあります。そういった点からは妊娠しにくい状況もあるので、不妊治療に踏み切ってみてもいいのかもしれません。(看護師)』
基礎体温をつける習慣を
妊娠に関する正しい知識を身につけることも大切です。基礎体温のデータは不妊治療にも自然妊娠のためにも必要ですので、毎日記録をしましょう。また運動や食事で体調を整え血行を良くし、妊娠しやすい体を作ることもしてみましょう。
『不妊治療にあたっては、基礎体温が必要になりますから、すぐにでも基礎体温をつけてください。現在どのような方法でタイミングを図っているか分かりませんが、基礎体温をつけると、排卵日や生理周期が把握でき、タイミングがとりやすくなります。(医師)』
『妊娠しやすい体を作るために、葉酸を多めにバランスのとれた食事を心がけ、適度な運動で血行をよくし、体を冷やさないようにしてください。受診する際には、ぜひご主人も一緒に受診してください。(医師)』
もしかして不妊症なのでは、と悩み続けることでストレスになり、ストレスは不妊の原因にもなりえます。夫婦で妊娠に関する意思疎通を図るためにも、受診の際には当初から二人で通うことをお勧めします。
引用元:
不妊で産婦人科を受診するべきでしょうか イクシル