結婚5年、子どもを望んでいるもののなかなか授からないという相談者。不妊の検査を受けるようパートナーにお願いしているものの、なかなか腰を上げようとしません。なんとか検査を受けてもらう方法はないものかと相談を寄せてくれました。
30代女性からの相談:「主人が男性不妊の検査をしてくれません」
『主人が男性不妊の検査を受けに行ってくれません。どうしたら検査に行ってくれるでしょうか?結婚して5年になります。元々お互い子どもを希望していて、結婚当初から試みましたが子どもができる気配がありません。親戚からも早く子どもをとせっつかれるようになったので、私は不妊治療を行っている病院に行き、一通り検査を受け、異常はないとの回答を得ました。主人にも検査に行くよう頼みましたが「義務感で射精したくない」「俺に異常はない」と言うばかりで行ってくれません。男性不妊の検査はそんなに怖いものでしょうか?なんとか主人を納得させる方法を知りたいです。(30代 女性)』

まずはお互いの気持ちを再確認しましょう 専門家が口をそろえて言うのは、パートナーの本音を確認することが必要だということです。もしかしてご主人は、この5年の間に「治療を受けてまで子どもを持たなくてもいい」と考えを改めたのかもしれません。

『現在のご主人は子作りに関して同じ意見でしょうか?子どもを望んでいなければ、何を言っても動いてくれないでしょう。不妊の治療は、夫婦で取り組むべきですし、お互いの理解が必要です。(医師)』


『不妊治療は女性の中では受けている人の割合も比較的高くなってきていますし、一般的なことになっているので検査に行くのに男性に比べると抵抗が少ないことが多いのですが、男性の不妊治療がまだ歴史が浅く、不妊治療は女性のものと言う考え方の人が多いものです。まずご主人が今も子どもを欲しいのかどうか、というところから確認してみてはいかがでしょうか。もし欲しくないのであれば、検査も余計に気がすすまないでしょう。(看護師)』

男性の心理として、不妊の原因が自分にあることが明確になるのを恐れているのかもしれません。専門家は自身の経験を踏まえ、男女ともに異常がなくても妊娠しない場合もあることを説明されてはどうかとアドバイスしています。

『ご主人は受診が怖いのではなく、自分に不妊の原因があるのかと不安になっており、結果が出るのが怖いのではないでしょうか。ご主人も子どもを希望していれば協力してくれると思います。子作りについてよく話し合ってください。(医師)』


『もしかしたら必ずどちらかに、異常があると決めつけているのかもしれません。私は2年間不妊治療を続けていましたが、その期間ずっとどちらにも異常はありませんでしたよ。結局人工授精などせず妊娠する事ができました。どちらにも異常がなくても出来ない時は出来ないものだと思います。異常が出るわけではないことを、話されてみてはいかがでしょうか。(看護師)』

男性不妊の具体的な検査とは 男性不妊の検査は、現在は婦人科だけでなく泌尿器科や専門クリニックでも行えるとのことです。相談者のご主人は恐らく不妊検査に昔ながらの悪いイメージを持っているのでしょう。その誤解を解き、払拭してあげられるといいですね。

『男性不妊の場合、機関にもよりますが、まずは精液検査が行われます。精液は病院で採取するのが望ましいのですが、抵抗があれば自宅で採取して、体温程度に温めながら2時間以内に病院に持参して検査することもできます。また婦人科でなくても泌尿器科でもできますし、男性専門のクリニックもあります。精液検査以外では精巣の大きさや位置を超音波や内診で検査しますが、さほど痛みを伴うことはないでしょう。(医師)』

子どもを望む相談者が、パートナーにも不妊の検査を受けてほしいのは当然のことです。でも、男性にとって不妊検査はどうしても抵抗があるものです。それを理解したうえで話し合う必要があるでしょう。

引用元:
パートナーに男性不妊の検査を受けてもらうには?(日刊アメーバニュース)