県は、子育て支援事業の一環として、県内の中学生以下の子どもを持つ人や妊娠中の女性に配布する「あきた子育てふれあいカード」の利用を呼びかけている。協賛店で提示すれば割引などの特典があるものの、十分利用されているとは言えないため、県は商品券などが当たるキャンペーンでカードの利用促進を目指す。キャンペーンは11月末まで。

 キャンペーンでは、1800店を超える県内の協賛店の中から3店以上を利用すれば、商品券(3万円分)や図書カード(5千円分)のほか、各種賞品が当たる懸賞に応募できる。応募は1回だけ。また、タイアップキャンペーンとして期間中は、約20店舗が割引の上乗せサービスなどを実施している。

 カードの配布が始まったのは7年前。ところが、県が5年前に行ったアンケートでは、9割の人がカードを知っていたものの、「利用したことがある」のは3割にとどまった。県の担当者は「カードの存在自体を忘れてしまっている人が多い。お得なサービスも多いので、キャンペーンを機にどんどん使ってほしい」と話す。カードを紛失した場合などは居住する市町村の窓口で受け取れる。


引用元:
秋田)県が子育てふれあいカードキャンペーン (朝日新聞)