1歳半ごろの幼児の昼寝は2時間程度が望ましく、昼寝が長いと夜に寝付きが悪く、睡眠時間も短くなるという研究結果を聖路加国際病院(東京都中央区)などの研究チームがまとめた。50人の健康児に1週間にわたり測定器をつけ、実際に寝始めた時間などを正確に記録した。研究チームは「子どもの寝る時間が遅いとお困りの家庭は、昼寝の長さや時間帯を見直してみては」とすすめている。論文が英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に掲載された。
9時に寝ないとキレる子になる?
1歳半は睡眠パターンの基礎ができる節目とされる。これまでの研究は保護者らへの聞き取りが中心だったが、幼児の動きをみる加速度計がついた小型測定器を腰につけ、睡眠の長さや時間帯を調べた。
平均の昼寝時間は1・9時間で、午後3時13分に終えた。夜の寝始める時間は午後9時40分で、朝起きるのは午前7時5分で9・4時間寝ていた。男女差はみられなかった。
分析の結果、昼寝が長い子ほど夜の睡眠時間が短く、夜寝る時間も遅かった。3時間以上昼寝し、夜の睡眠時間が平均より1時間半近く短い子もいた。また昼寝から起きる時間が遅くても、夜更かし気味で夜の睡眠時間も短くなった。
同病院小児総合医療センターの中川真智子医師は「理想的な昼寝は2時間程度。午後3時半までに切り上げると夜に影響しにくい」と話している。
引用元:
赤ちゃんの昼寝、理想は2時間(朝日新聞)