赤ちゃんのへその緒は、産院でもらって記念にとっておくママも多いのではないでしょうか。

へその緒は「臍帯」といって、胎盤と繋がり赤ちゃんへ酸素などを運ぶ重要な赤ちゃんのライフラインです。

生まれてからしばらくは赤ちゃんにへその緒がついた状態で、おへそのケアが必要なのをご存知ですか?

退院したあと、いつまでおへそがくっついているのか、臭いがあるときはどうしたらいいのかなど、初めての赤ちゃんのお世話は心配になりますよね。

今回はそんなママのお悩みを解決すべく、新生児のへその緒のケアについてお伝えします。




1


進藤ゆきこ

専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」をモットーに、親子でお口の健康をもっと身近に感じてもらえるよう取り組んでいる。







赤ちゃんのへその緒はどうケアするの?

筆者は赤ちゃんと退院したその日に、ドキドキしながら初めての沐浴を行い、沐浴後のおへそのケアはさらにドキドキしました。

スムーズにおへそのケアをするために、流れをイメージしておきましょう。



(1)沐浴の準備のときにおへそケアグッズを準備

産院でもらった消毒液と綿棒のセットを、沐浴前に準備しておきましょう。



(2)おへそ周りを消毒する

沐浴後、バスタオルで体を拭き、洋服の腕を通した状態で、おへその消毒をしましょう。

へその緒が付いている場合:消毒液を含んだ綿棒で、へその緒の付け根を優しく消毒します。

へその緒が取れている場合:指でおへそを広げて、穴の奥まで優しく消毒します。



(3)オムツはおへそにかからないように折り曲げる

おへそを覆ってしまわないようにオムツの長さを調整しましょう。

おへその部分がカットされた新生児用紙オムツは、筆者も使っていて大変便利でした。
おへそのケアはいつまで続けるの?

おへそのケアは、ジクジクが治るまで続けましょう。

へその緒が取れてもしばらくはジクジクしているので、取れたからといってすぐに消毒をやめないようにしましょう。

なぜなら、おへそからの感染を予防するためです。

ポイントは、“白や黄色のジクジクがおへそから出なくなるまで”消毒を続けることです。

消毒を終了するタイミングが分からない場合は、小児科で診てもらうと安心ですよ。

一般的には産後1〜2週間で、乾燥してかたくなっていき、ある日ポロっと自然に取れることが多いようです。

筆者も沐浴後、消毒をしているときに段々とくっついている部分が減っていき、ある日取れてしまいました。

その後、しばらくは黄色い液が出ていましたが、すぐに治りました。



へその緒が取れたのにおへそが赤い、変な匂いがする! これって病気?

(1)臍炎(さいえん)

へその緒が取れたあとも、変な臭いがしたり、おへその周りが赤い、ジクジクして膿が出る、などの症状があれば、迷わず小児科を受診しましょう。

これらのサインは、細菌などが感染しておへそが炎症を起こしている「臍炎」の可能性があるからです。



(2)臍肉芽腫(さいにくがしゅ)

へその緒が取れた後、おへその中にかたまりが見える場合、臍肉芽腫の可能性があります。

おうちで勝手に取ったりすると、感染などの危険性があるため、小児科で適切な処置を受けましょう。



いかがでしたか。

へその緒はママと赤ちゃんを繋いでいた大切な場所です。

へその緒がついた赤ちゃんの時期はとても短いので、おへそのケアをしながら、赤ちゃんがお腹にいた頃を思い出すのも素敵ですね。

おへそのジクジクが治らないときは、小児科に早めに行きましょう。


引用元:
黄色のジクジクっていつまで出るの?へその緒のケア方法紹介(It Mama)