赤ちゃんが夜なかなか寝てくれない……でも、そんな時にママはただあやしてあげることしかできない。

そんな無力感を感じたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。

でも、赤ちゃんの夜泣きは当たり前にあるものだから仕方ない……なんて諦めていませんか?

そんなつらい状況にいるママたちのために、筆者が厳選した、寝かしつけの基本のコツをお伝えしていきます。

どれも子育ての中で無理なく使える方法ですので、お役に立つはずですよ。




1


山本 ユキコ

心理学博士。子育てフィロソフィ代表。2000人以上の親子を指導。2児の母親。著書「出産・育児ママのトリセツ」、「赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム」





前回は、寝かしつけのコツの中から、“場所”と“時間”に関するものをご紹介しました。

今回は、その“時間”に寝かせて、赤ちゃんにしっかり寝入ってもらうためのコツを解説します。



ポイントは、生活にメリハリをつけること

(5)寝るまでの生活の流れを決めましょう

夕食や、お風呂から寝るまでの生活のパターンを決めましょう。

たとえば「ごはん→お風呂→パジャマ→歯磨き→絵本→寝る」と決めたら、これを毎日繰り返してください。

誰しも生活のサイクルがあるかと思いますが、睡眠は“条件付け”られるものです。

毎日同じ流れを繰り返すと、身体が「これをやったら寝る」と覚えてくれて、寝やすくなります。



(6)母乳・ミルクの飲ませ方をコントロールしましょう

母乳やミルクを寝る直前にたくさん飲ませるために、寝る前3時間は飲ませないようにしましょう。

夕方の1番大変な時間ですが、おもちゃや、散歩、DVDなど、この時間だけは、授乳以外の方法で乗り切ってみてください。

それでも泣くときは、この時間だけは「赤ちゃんは1日平均2時間は泣くものなので、今の時間は仕方がない」と腹をくくって、母乳やミルクはあげずにがんばってみてください。
(7)寝かしつけ前の夕寝を防ぎましょう

寝る前、3〜4時間は赤ちゃんが寝ないようにしましょう。

寝そうなときは、夕方、窓辺で涼しい風に当たってみたり、ぬれタオルで顔や体を拭いてあげてみてください。

それでもこの時間に寝てしまう時は、昼寝の時間を調整してみて下さい。

この場合は、午前中の活動からの見直しを。まずは起床時間を朝7時ごろにしてみて下さい。

午前中にたくさん遊ばせて、お昼寝を12時〜2時ごろの2時間くらいにできれば、夕方も起きていられるようになりますよ。

たっぷり授乳をしてから、ぐっすりと寝る前には、少し赤ちゃんが泣いても、しばらく授乳は控えて、しっかりと起こしておきましょう。

日々の生活のメリハリができたら、赤ちゃんは、夜ぐっすり寝やすくなるでしょう。



いかがですか?

寝かしつけのコツというと“赤ちゃんが眠らずに泣きわめく危機”を、すぐに解決できる魔法があると勘違いされがちです。

でも、本当はそんなものはないのです。

危機に陥らず、赤ちゃんがスムーズに寝てくれるようにするためには、当たり前の日常生活を変えていくしかありません。

赤ちゃんだけが快適を目指しても、ママだけが快適を目指しても、どうしても行き詰ってしまいがちです。

7つのコツを使って、赤ちゃんが夜に寝てくれる、どちらにも良い生活のバランスを探してみて下さいね。


引用元:
【夜泣き知らず育児】#03 赤ちゃんがぐっすり寝てくれる7つのコツ・後編(It Mama)