連載4回目は、下痢です。下痢の原因として、どのような病気が考えられるのでしょうか。また、便の状態で危険性を判断する方法は?


Q.下痢の原因として、どのような病気が考えられますか?


赤ちゃんであれば、まず、乳児疝痛(せんつう)の可能性が考えられます。そして、その場合には、赤ちゃんが泣いてお知らせしてくれます。うんちを出す前であったり、おなかがすいていたりという状況がなく泣いている場合、その可能性は高いでしょう。最近では乳児疝痛を緩和するサプリメントも販売されていますが、生後3〜4カ月で症状が消えてしまうケースがほとんどです。

そうでなければ、感染性胃腸炎であることが多いと思います。


Q.注意すべき便の状態を教えてください


正常な便の色は、黄色・茶色・緑ですが、注意したいのは白っぽくヨーグルトのような少しすっぱいにおいのする便です。鼻を突くようなにおいのある便は、感染性胃腸炎による便である可能性が高いと思います。家庭内で感染が広がらないよう、必ず使い捨てのビニール手袋でおむつ交換や処理をし、手洗いうがいを徹底しましょう。




また乳幼児は大人に比べて、体面積における水分量が高くなっています。脱水症状に陥りやすいので、どんな下痢であっても、受診をお勧めします。




※未就学児童の症状を対象にしています
※危険だと感じた場合は、本記事の内容に関わらず、病院での受診をお勧めします



引用元:
小児科医が回答! 子どもの病気、危険のサイン