芸能人のニュースで話題になったり、身近によく聞くようになった“乳がん”。

子育て世代のママがかかることもあり、女性であれば他人事ではない病気の1つです。

実際、日本での乳がんの率は近年急増しています。生涯のうち、「12人に1人が乳がんになる時代」とも言われているほど。

そんな乳がんですが、実は“女性ホルモン”と関係があることをご存知でしょうか?

今回はそんな“乳がんと女性ホルモンの関係”と“結婚や妊活をキッカケに始めたいホルモンケア”についてお伝えします。

進藤ゆきこ

■女性ホルモンと乳がんの関係とは?

乳がんの発生には、女性ホルモンの1つである“エストロゲン”が深く関わっていることが知られています。

体内のエストロゲン濃度が高いこと、また経口避妊薬や閉経後の女性ホルモン補充療法の長期使用は、使用しない人と比べて、リスクが高まる可能性があるといわれています。

さらに、体内のエストロゲン濃度が維持されている期間が長いほど、ホルモン受容体陽性の乳がんのリスクが高まる可能性があるといわれています。初潮が早い、閉経が遅い場合などです。

また、出産経験がない(少ない)、初産年齢が遅い、授乳経験がない(短い)ことは乳がんの発症リスクの一因とされているそうです。

このように、「女性のライフステージごとの女性ホルモンのバランス」が、乳がんと深い関係にあるのです。
■ホルモンバランスを整えるにはどんな対策法があるの?

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女性であれば毎月の月経周期とともに、気持ちの変化などを感じた経験はありませんか? でも、きちんと女性ホルモンについて把握できていない人は多いようです。

まずは、結婚や妊活といったキッカケを通して、月経周期と基礎体温を付けてみましょう。そのときに、その日の気分も一言書き込んでおくことがホルモンケアのコツです。

数ヶ月続けていくと、自分のホルモンバランスと気持ちの変化を把握しやすくなり、予定も立てやすくなるでしょう。

月経周期や基礎体温の変化に加えて、食生活にも気をつけてみましょう。

イソフラボンは、エストロゲンと化学構造が似ており、乳腺細胞のエストロゲン受容体に先回りして結合することで、エストロゲンの働きを弱めるのではと考えられています。

また、2003年の厚生労働省研究班の多目的コホート研究(現・国立がんセンターによる多目的コホート研究)では、40〜59歳の女性を対象とし、閉経後の女性で大豆に含まれるイソフラボンの摂取量が多いほど、乳がんの発生リスクが低くなるという結果が出ました。

適度なイソフラボンを摂取することで、エストロゲン依存性の乳がんの発生リスクを抑える可能性があるというのです。

日本の伝統的な食事である大豆製品、豆腐、納豆、味噌汁などを通してイソフラボンを摂ることを意識してみてもいいですね。

くれぐれも、過剰摂取には気をつけて、バランスの良い食事を心がけましょう。



いかがでしたか。

乳がんは女性であれば誰でもかかる可能性があります。決して他人事ではない病気です。

ママであればこそ、セルフチェックや乳がん検診を心がけていきたいですね。

また、乳がんは女性ホルモンと深い関係にあります。この機会に、自分と大切な家族のためにも、ホルモンケアを始めてみてはいかがでしょうか?


引用元:
乳がんは予防できる?女性の健康と「ホルモンバランス」の関係性とは(It Mama)