名張市の亀井利克市長は9月8日の市議会定例会一般質問の中で、同市が長年検討してきた同市百合が丘西1番町の市立病院への産科設置について、医師派遣要請をしてきた大学医局から「協力いたしますというお返事をいただいた」と報告。2019年度内の開設をめどに準備を進め、医師3人体制での開始を目指すとしている。【産科設置の目途が立った名張市立病院=名張市百合が丘西1番町で】
清風クラブの福田博行議員からの産科設置の進捗を問う質疑の答弁で明かした。医師の派遣については亀井市長から大学医局に働き掛け、8月に医局側のトップと話し合った際に返答を得たという。
派遣医師はいずれも産科医の予定。将来的には小児科などと連携しての周産期医療体制整備も検討したいとしている。
産科開設に向けてはベッドの増床が必要で、新規で整備するベッド数については未定。現在ある200床のベッド数に含まれない特定病床として整備を進めたいといい、今後は県や厚生労働省と相談、協議をして進めるという。
同市では2007年の5施設をピークに、分娩できる産婦人科が減少。15年4月には2施設あった産婦人科のうちの1つが分娩対応を取りやめ、現在は1施設のみになっていた。これまでに市民から市に向けて、産科設置を望む声が上がっていた。
市子ども部によると、伊賀保健所がまとめた調査では、同市に住民票がある人で15年度に出産した妊婦587人のうち、名張市で出産した人は277人(47・2%)。残りは伊賀市の191人(32・5%)とその他119人(20・2%)だった
引用元:
産科設置、医師確保にめど 19年度開設へ 名張市立病院(YOU)