関西国際空港などを中心に感染が拡大しているはしか(麻疹)を予防するワクチンが供給不足に陥っていることが分かった。はしかには特効薬がないためワクチンで予防するしかないが、このままだと接種が難しくなる恐れがある。

 関係者によると、不足しているのははしかの予防接種として一般的に使われているMR(麻疹風疹混合)ワクチンと、蚊が媒介する感染症「日本脳炎」を予防する日本脳炎ワクチン。すでに一部の医療機関では在庫不足のため接種が止まったり、接種時期の調整を迫られたりしている。

 都内の小児科医は「(MRワクチンが)いきなり手に入らなくなって驚いている。はしかが流行してきているので未接種の乳児への接種は優先したいが、このままだと時期が後倒しになるかもしれない」と危機感を募らせる。

 関係者によると、MRワクチンは生産する国内3社のうち1社の製造が止まっており、今年8月ごろから品薄状態になっている。日本脳炎ワクチンは、乳児が相次いで日本脳炎に感染したことを受け、接種時期を従来の3歳から前倒しする自治体や医療機関が増加。供給が追いつかない状態となっている。

引用元:
はしかワクチン不足 乳児への接種後倒し危機 供給追いつかず(ZAKZAK)