「子どもの貧困」の連鎖を絶とうと、長野市が8月から、ひとり親家庭の子に対する学習支援に乗り出した。有名な民間業者の授業を無料で受けられるとあって、申し込みが殺到。市は定員を40人ほど増やしたが、約190人が受けられない事態となった。

 市子育て支援課によると、この学習支援は「家庭教師のトライ」で知られるトライグループに委託され、8月29日に始まった。学習習慣と、意欲がある子どもにはより高い学力を身につけさせて、進学につなげることなどが狙いだ。今年度新規事業として、当初予算で680万円が計上されている。

 自宅で勉強を教えてもらえる「家庭教師型」と、市内のトライの5教室に出向く「学習塾型」がある。いずれも来年3月までに週1回(2時間以内)、35回程度が予定されている。


引用元:
長野)ひとり親の子たちへ 長野市が無料で学習支援  (朝日新聞)