栄養学を学ぶ武庫川女子大(西宮市)の学生6人が開発に協力したふりかけとインスタントスープが完成した。仕事や学業などで忙しい女性をターゲットに、学生たちが栄養価などにこだわり、食品メーカーと何度も意見を交わしてきた。8月から同大学の売店やスーパーで販売されている。(梅本寛之)

 6人は、食物栄養学科に所属する2〜4年生。若い女性消費者の開拓を目指す大森屋からの依頼で、商品作りに参加することにした。

 2015年6月から担当者と話し合いを重ねた。目指したのは「手軽で栄養をしっかり取れる商品」。忙しくて外食中心だったり、ダイエット中で食べる量を控えたりする人が周囲に多かったためで、6人は既存の商品の成分を分析し、より鉄分を多くとれるよう提案。野菜も量だけでなく、種類も増やすことを勧めた。

 何度も試食を繰り返し、野菜をメインにしたふりかけ「ベジふり(20袋入り)」(税抜き250円)と、オクラやほうれん草など6種類の具を入れた「ゆず香る野菜たっぷりスープ」(同180円)が完成した。

 ベジふりは、緑黄色野菜、根菜など4種類があり、大森屋や同大学によると、不足しがちなビタミンAやカルシウムを豊富にとれるという。スープは、女性に人気のゆず風味に仕立て、低カロリーながら1日に必要とされる野菜の3分の1、鉄分の2分の1を摂取できる、としている。

 包装は目立つようにカラフルにし、同大学のマスコットキャラクター「ラビー」も登場させている。3年の松原奈美さん(20)は「この商品が食生活の乱れている同世代の女性の助けになればうれしい」と話していた。


引用元:
忙しい女性のために… 武庫女大生、食品開発に協力 (読売新聞)