◆秋田市とテクノス秋田、北都銀


 秋田市と情報通信会社「テクノス秋田」(秋田市)、北都銀行(同)は17日、子育て世代の移住促進で連携する協定を締結した。テクノス秋田への企業内託児スペースの設置などを目指し、職場環境の充実や移住相談支援などで協力する。

 テクノス秋田は、従業員150人を目指しており、親会社の「日本テクノス」(東京都)で採用した従業員に秋田で働くことを勧めるほか、移住希望者を対象にした人材育成態勢も整える。秋田市は、財政支援や移住者への住居提供を検討するという。すでに企業内託児所を持つ北都銀行は、側面支援を行う。

 同日、秋田市役所で行われた協定締結式で、穂積志市長は「秋田は自然豊かで子どもの学力も高く、都会より暮らしやすい。仕事の供給がネックだったが、これを契機に秋田に来てもらえるよう、環境整備に努めたい」と述べた。テクノス秋田の相田龍三社長は「子どもをそばに置いて安心して仕事ができる環境を作りたい」と語った。


引用元:
子育て世代の移住促進へ連携 (読売新聞)