人間の赤ん坊が睡眠中ににこりとする現象「自発的微笑」を、ニホンザルの赤ちゃんでも確認したと、京都大霊長類研究所の研究グループが2日発表した。

 親に育ててもらうために、赤ん坊が本能的に愛らしくほほ笑む現象と考えられてきたが、ニホンザルではそうした可能性は低く、人間の自発的微笑が起きる原因についても再考を迫られるという。

 ニホンザルの赤ちゃん7匹の睡眠中の様子を観察。ほほ笑むように口の端が上がる現象が1時間に平均約41.4回起きることが確認された。人間の自発的微笑は1歳頃までみられる。笑顔を見せて親に育児を促すために行っているとされてきた。しかし、成長したニホンザルが笑う時は、人間と違い口を大きく開く。赤ちゃんザルが口の端を上げた表情をしても、親ザルには笑顔と認識されない可能性が高いという。



引用元:
赤ちゃんザルも睡眠中ニコリ、人間の微笑再考も(読売新聞)