第1子の誕生から1〜2年くらい過ぎると、“赤ちゃん”が恋しくなってくる、といった経験はありませんか?

その頃からママ同士の会話の中でも「2人目どうする?」なんて会話が増えてきます。夫婦間では、1人目よりも2人目のタイミングの方が様々な事情から悩むことが多いのではないでしょうか。

特に育休明けて復帰したばかりだと、仕事と2人目のタイミングはなかなか見つけられなかったり…。

今回は、2人目が欲しいと思っているみなさんへ、『なぜ、あの家族は2人目の壁を乗り越えられたのか?ママ・パパ一〇四五人に聞いた本当のコト』から、2人目の壁を乗り越えるための6つのポイントをご紹介します。



■「2人目の壁」を乗り越える6つのポイント
(1)ママの周りの「子育てレンジャー」を味方につけよう

●祖父母のサポート

●第1子

子育てで真っ先に思い浮かぶのが、実家のサポート。祖父母のサポートを上手に受けると大変助かります。

2人目の産後は第1子のご飯やオムツ替えと赤ちゃんのお世話が同時進行。そんなとき、上の子のケアはママが、赤ちゃんのお世話は祖父母が担ってくれると、上の子も落ち着きます。

第1子にも「オムツとってきてくれる?」「ありがとう、〇〇ちゃんが手伝ってくれるとママ助かるわ」とやり取りを繰り返すうちに、赤ちゃん返りしていた子が、嬉しそうにサポート役になってくれたり、小さなパパやママのように赤ちゃんのお世話をしてくれたりも。



(2)“三種の神器”家電を上手く利用する


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子どもが増えると洗濯物や食器洗いが増えます。筆者自身も、仕事から帰ってきて、大量の洗濯物の山を見ると凹みました。でも、洗濯乾燥機に変えてからは、かなり負担が減りました。

2人目を考えたら、家電をそろえるだけでも心強い味方になってくれます。

お掃除ロボット、食洗機、コードレス掃除機は共働き家庭ではよく見かける“三種の神器”です。さらに、洗濯乾燥機もあると雨の日でも乾燥できて大変便利です。費用はかかりますが、ただでさえ人出が足りない部分を、家電がサポートしてくれたら驚くほど助かります。

(3)持ちつ持たれつの協力体制をつくる

仕事と育児の両立は職場の雰囲気や制度に左右される部分が大きいと思います。

育休を取ると「職場に迷惑をかけてしまう」、と不安になりますが、同僚が休みを取るときは快くサポートするなど、事前に持ちつ持たれつの協力体制をつくっておきましょう。



(4)子育て支援サービスをうまく利用する

ママやパパの実家が遠方なときに感じるのが、祖父母のサポートがなかなか受けられないという悩みです。そんなとき、強い味方になってくれるのが、地域の子育て支援サービスです。

●保育園の一時保育

●ファミリーサポートやシルバー人材センター

保育園によっては出産前後に一時的に短期間預かってくれる制度があるようです。また、1日単位の一時預かりを受けられる保育園もあります。ぜひ、お住まいの地域の保育園やファミリーサポートなどのサービスについても調べておきましょう。



(5)パパのモチベーションを高める

第1子の育児にパパが積極的だと、第2子も思い描きやすいですよね。

お腹の中に赤ちゃんがいたママと違って、パパは生まれてから徐々に父親としての自覚が芽生えるため、全部ママと同じようにはできませんが、「〇〇してくれてありがとう」と感謝の気持ちを言葉に出すとパパもモチベーションが上がるようです。



(6)ママ友・パパ友をつくる

同じ月齢の子が集まる子育てクラスに参加したり、地域の児童館などの集まりに参加してみると、知り合いが増えるようです。地域で知り合いのママが増えると、公共の子育て支援の情報交換ができたり、そばにいるので大変頼りになります。

筆者自身は1人目を妊娠中よりも、2人目妊娠中の方が周りの方々に声をかけてもらったり、色々と助けてもらい、とても心強かったです。



いかがでしたか。

1人目を育てながら、つわりや大きなお腹をかかえての子育ては想像しただけでも大変そう……と感じるママも多いと思います。

でも、周りでは2人目、3人目が欲しいという声はよく聞きます。“見えない壁”を超えるためにも、子育てレンジャーや味方をたくさん見つけて第2子妊娠ができるといいですね!



引用元:
やっぱり欲しい…!「2人目の壁」を乗り越えるための6つのポイント(It Mama)