赤ちゃんの成長の目安となる体重・身長について、多くのママが気にされていると聞きます。わが子が「大きめなのか?小さめなのか?」と基準にするのは恐らく母子手帳の発育曲線ではないでしょうか。
もしわが子が発育曲線の帯の中にもしも入っていない時、ミルクを減らしたほうが良いのか、もしくは増やした方が良いのか、そもそも身体的に何か問題があるのではないかと、色んな思いが頭の中を巡ってしまうことでしょう。
今日は、「みなさんが基準にしている母子手帳の発育曲線の隠された事実」について、自身も11ヶ月の子をもつママである筆者がお伝えします。
■母子手帳の発育曲線の「平均」の落とし穴って?
母子手帳の発育曲線には検診の度に、お医者さんが印をつけてくれていると思いますが、実はそれが帯の外になっていたとしても特に気にすることはないようなのです。
高野弘之著書の『母子手帳のワナ 知られざる母子保健の真実』にはこう書かれています。
新しく兵隊さんのチームを作るために平均年齢を調べると33.8歳でした。「これなら役に立つだろう」と将軍は安心しましたが、蓋を開けてみると実際の年齢は20歳未満の少年兵が半分以上、残りは50歳以上の老人兵ばかりで30代のメンバーは1人もいなかった、という話。
これが“平均”の落とし穴です。
あの発育曲線には“正規分布”が使われており、何の理由もなくバラバラ散らばった数字が「だいたいこんな風にかたよって集まるだろう」という思い込みで作られているということ。
そもそも赤ちゃんの場合、母乳で育つか人口栄養で育つかによっても大きく発育曲線は変わるし、その子がどれくらい活発に動くかどうかでも変わってくるから、「帯にきちんと入っている」ということが重要ではないそうです。
■何を基準に成長を確かめたらいいの?
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筆者の場合、娘(11ヶ月)は実はまだ完全母乳で育てています。
母子手帳では5ヶ月から離乳食の開始と書かれているので驚かれると思いますが、先述した本の小児科医、高野先生にいつも検診でお世話になっていますが成長はいたって順調だということです。(因みに、先生は早期離乳食の問題も本に紹介されています)
もちろん母子手帳の発育曲線は5ヶ月から食べ始めた子を対象にされているはずですから、そこでも差が開いてくるはずですよね。
ちなみに筆者の子の場合は産まれた時が大きめだったのですが、今は帯の真ん中あたりです。
ではどのように赤ちゃんの健康を見定めるのか?
活発に動いているか、赤ちゃんをしっかり観察することが大切とのこと。
ずりばいやハイハイ、一人座りやつかまり立ちが順調に進んでいるかなどを見ていきます。
■母子手帳通りに育っていない子は「発達障害」!? そんなことありません
中には母子手帳よりも少しでもズレている子には「発達障害の心配があるから調べましょう」などと言われる先生もいるようですが、高野先生は1歳3ヶ月でまだ立つことができない子に対しても、しっかり他の部分を見て「大丈夫だよ、元気に成長してる」と仰っていました。
また、検診の時に母子手帳通りに育っていないことで「詳しく調べましょう」とか「母乳だけでは足りてないからミルクも足すように」などと言われたママもいるようですが、自分でしっかりと調べた上で、第三者のオピニオンとして別の先生を探して相談してみてから判断すると良いかもしれません。
赤ちゃんは喋れないので、少しでも「おかしい」などと言われるとすごく心配になりますよね。
でも、発育曲線にある身長・体重という数字だけにまどわされることなく、わが子の大事な部分を見てあげてください。
そして順調に育っているのか判断してくれる信頼できる医師が身近に見つけられると良いですね。
引用元:
赤ちゃんの身長・体重に悩まなくてイイ?「母子手帳の発育曲線」の落とし穴(It Mama)