赤ちゃんが泣いたとき直ぐに抱っこしてあげていますか? 「忙しいから」とか「抱き癖が付くから」と拒否していませんか?
そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“抱き癖”についてお話します。
■「抱き癖なんかつきません!」
“赤ちゃんが泣いていても、子どもの自立のためにある程度ほっておいていい”という考えは誤りです。
ひと昔前は“抱き癖が付く”と考えられていたので年輩の人やお姑さんから注意されることもあるかもしれませんが、むしろ昔の考えが間違っているんですよ。
赤ちゃんはすべての経験が未知との遭遇。自分で歩いて移動することも出来ない、言葉も喋れない、助けを求められるのはママだけ。そんなとき無視されたら不安感一杯の子どもになってしまいます。
■大人の錯覚!「サイレントベビー」が誕生してしまいます
実はスキンシップにより“オキシトシン”という成長に欠かせないホルモンが分泌され、赤ちゃんはパパママに愛されていると実感することができます。
泣いても助けてもらえない場合、赤ちゃんは逆の手段に出ます。「自分が静かにしていることで親の愛情を引こう」と赤ちゃんは泣かなくなるのです。“サイレントベビー”の誕生です。
「抱かなかったからお利口な赤ちゃんになった、親の手を煩わせないいい子になった」と思うのは全くの大人の錯覚。
サイレントベビーは大きくなったとき対人関係をうまく作れなかったり、心の病を発症したり様々な問題を抱えることになります。
ですから、泣いたときは直ぐに抱っこしてあげましょう。
■2〜3歳児の「抱っこ」には応じるべき?
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赤ちゃん時代を卒業した2〜3歳児。それなのに「抱っこ、抱っこ」と甘えてきた時、直ぐに応じてやると“わがままな子に育つのではないか”、“甘えん坊になり自立は遅れるのではないか”と考えて敢えて抱かない人もいますが、これも大きな間違いです。
子どもが求めてきたとき応じてやらないと不安定になり、却って親離れ出来ない子になってしまいます。
■「忙しいとき」の子どもへのNG対応
そうは言っても常に子どもの要求にいつも応えてやれる状況ではありませんよね。だからと言って「ママ忙しいんだから!」と強い口調で子どもを叱ったり、拒否してはなりません。
「ママは今は夕飯作っている最中だから終わるまで待っていてね」と子どもが納得するようにきちんと“今はそれができない理由”を説明しましょう。
スーパーの帰り道「抱っこ抱っこ」とせがんだら「いい加減にしなさい!」と叱るのではなく、「見て、ママは今、荷物をたくさん持って手がふさがっているの。あなたを抱っこしたら買ったものを道路に置いていかなくてはならず夕飯を作れなくなっちゃうわ。お家に帰ってから抱っこしてあげから今は我慢してね」と言いましょう。
そして、抱っこできる状態になったら必ず約束を守ることが大切です。
子どもが抱っこをせがむのは不安だったり、疲れていたり、寂しかったり、怖かったりしたとき。だからこそ安全地帯、オアシスである親にスキンシップをしてほしいのです。
自分が不安定な時にいつも受け入れてくれる基地があるからこそ、親から離れることが出来る子どもに育っていきますよ。
■「親離れ出来ない子」にするNG行動
こんなことしていませんか?
・お昼寝をしている間に子どもを一人残してちょっとスーパーへ買い物
・保育園で朝の別れ際。親自身が子どもが泣く姿を見るのが辛いからと、大人の都合で子どもが他のおもちゃに気を取られている間に姿を消す。
・公園で皆の輪に入ることを酷く嫌がっているのに無理に背中を押す。
自分が昼寝から目が覚めた時、家の中に誰もいなかったらどんなに怖いことでしょう。振りむいたら親がいなくなっていたらどんなにショックでしょう。
こんなことをしていると、子どもは「ママは急に僕の元からいなくなってしまう」と不安定になります。そして、いつまでも親から離れられない本当に親離れ出来ない子になってしまうのです。
いかがでしたか。
「ママ、ママ」と金魚のふんのようについて回ってくれるのは今の時期だけ。
小学校高学年になると「抱っこしてあげる」と言っても「嫌だ」と断られますよ。十分抱っこされ甘えさせてもらった子は自立するのも早いです。
抱き癖は赤ちゃん時代、幼児期にどんどん付けましょうね。
引用元:
わが子が泣いたときすぐに抱っこする or しない?「サイレントベビー」をつくるNG育児習慣とは(It Mama)